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| お店拝見/2012年3月号 |
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| 先輩のチェックを受けた | ||||||||||||||||
売上げが伸びて作る量が増えてくると、12キロ仕込みのミキサーで20キロを仕込んで煙を出したこともあったという。半年前、ミキサーを1台追加したが、「使いこなせていないのでは」と疑問を持ち続けていた。 そして昨年の暮れ、メゾンカイザーに勤務していたときから、よく相談に乗ってもらっているという、東京・渋谷区のベーカリー「メゾン・イチ」の市毛理オーナーシェフに、ミキサーの使い方や製造工程などのチェックをお願いした。 「店に来ていただいて、生地作りを最初から見ていただいたんです。改善すべき点となったのは、やはり、ミキサーの使い方でした」 生地の仕込みを一人でこなす森田オーナーシェフは、すべてのパンのミキシングを、焼成する前日の午前11時から行っているが、改善後、ミキシングにかかる時間を大幅に短縮できた。 「これまで5時間かかっていたのですが、3時間半にまで短縮できたんです」 これまで後から投入していたバターを、ほかの材料とほぼ同時に入れるようにした。 「オールインにすることで、ミキシング時間が短縮できる上、生地も痛みません。おいしさが格段にアップしました」 自身のことを「頭がかたい方です」と話す森田オーナーシェフは、すべての工程を市毛氏に実際にみてもらったことによって、発展の糸口を掴んだのだ。 クリームパンとあんぱんがないことを訊くと、「なるべく簡単に多く作るためなんです」と言う。 「手間のかかる包餡作業はやめて、その分多くパンを焼けるようにします。かける労力はほかのベーカリーの2分の1です。少ない労力でいいパンをたくさん作って、低価格で提供してお客様を喜ばせたいんです」 約30品目の同店のパンは、フランスパン、チャパタ、バター入りとバターなしの2パターンの食パンの4つの生地から派生させるように作る。効率化を図るためだ。 「チャパタドライトマト」(160円)や「チェダーチーズのパン」(220円)などのトマトやチーズなどの具は、チャパタ生地を大分割した後、手で混ぜる。 「多くの種類を作るのに、手混ぜができると効率がいいんです。そのために、手混ぜでも具が入りやすいような生地にしています」 ルヴァンリキッドを配合し、水分を多めに加えることで、手混ぜに対応できる生地を開発した。 今春から、250ミリリットル入り2100円の高級オリーブオイルを販売する予定だ。 「おいしいオリーブオイルなので、チャパタにたっぷりと付けて味わってもらいたいんです」 パンと同様、手に取ってくれるきっかけ作りのため、店頭で試食販売をする。さらに購入客にはプレゼントを付ける予定だという。 「チャパタをプレゼントします。『おいしい』って喜んでもらえたらうれしいので、チャパタは1つと言わず、2つでもいいと思っています」 SHOP DATA 店名ブーランジェリー ザクロ 住所神奈川県横須賀市ハイランド1‐5‐2 電話046‐853‐5885 営業時間午前9時〜午後7時 定休日月・火曜日 品揃え30品目 店舗面積売り場5坪、厨房15坪 スタッフ製造5人、販売は平日2人、土日3人 日商平日20万円、土日30万円 | ||||||||||||||||



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