「新春講演会」などを開催。評論家の大宅映子氏が講演 ‐ 日本製パン製菓機械工業会 - ブランスリー電子版

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ブランスリー新聞/2012年2月号

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「新春講演会」などを開催。評論家の大宅映子氏が講演 ‐ 日本製パン製菓機械工業会
賀詞交歓会であいさつする田中利幸理事長
来賓としてあいさつにたった社団法人日本パン工業会の飯島延浩会長理事
講演する大宅映子氏
 協同組合日本製パン製菓機械工業会(田中利幸理事長)は1月10日、東京・千代田区のKKRホテル東京で、「平成24年新春講演会及び賀詞交歓会」を開催した。
 賀詞交歓会であいさつにたった田中利幸理事長は「昨年3月11日の東日本大震災で、想像を絶する被害を受けました。そのような中、人命救助の次にくるのは食糧確保で、我々製パン製菓の業界にもたくさんの支援要請がきました。1日も早い、1時間も早いパン菓子の生産体制の復帰に向けて、様々な混乱がある中、できる限り協力しました。阪神淡路大震災のときと同様、ユーザー各位と一体であることを改めて実感致しました。震災はモバックの直後でありましたが、業界全体の売上げは前年比5%の増加となりました。これは大きな意味があると思っています。平成21年、22年が連続してダウンしておりましたので、歯止めをかけることができ、ほっと致しました。本年は、当会の創立50周年を迎えます。長い歴史がありますが、足跡を振り返るというよりも、新しい気持ちで、発展していきたいと思う次第です」などと述べた。
 来賓としてあいさつにたった社団法人日本パン工業会の飯島延浩会長理事(山崎製パン社長)は「東日本大震災では、フジパン仙台工場や敷島製パンの利根工場、埼玉工場など、当会員の工場も被害を受けました。原発事故による計画停電で、生産体制の見直しを図りました。また、大災害時における、緊急食糧としてのパンやおにぎりの価値が再認識され、当業界の使命がここにありと実証された年でもありました」などと述べた。
 賀詞交歓会に先立って行われた新春講演会では、評論家で財団法人大宅壮一文庫理事長の大宅映子氏が「変わらなきゃ、これからの日本」を演題に講演した。講演の主な内容は以下の通り。
   ◇
 わたしがものを述べるときのスタンスは、個人と地球規模の2つです。これまで様々な審議会の委員を務めてきました。審議会の皆さんは、それぞれ企業や団体の立場を考え、反対意見があってもわずかしか述べません。そういった中で、自分の自由な立場から、国民全体の意見としてものを述べてきました。これが個人の立場です。地球規模というのは、環境問題からの見地です。いい原材料を使って経済活動をして、より豊かな生活をしようということ自体が間違っているのではないかと思っています。日本は、高齢化など先進国に特有の様々な問題を抱えています。そして、世界中が日本がどう解決していくかに注目しています。こうした中で、一人ひとりの個人が強くなることが大事です。日本は、少し変わったことを言うと、「あの人は変だ」と言われます。個人が声を出し、行動するリスクを負わない限り、元気な日本にはなりません。情報化社会では、「知らなかった」というのは国民の怠慢だと思います。自分のできることからでいいので、一歩を踏み出し、日本が変わるためのひとつのきっかけをつくってください。







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