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| 講習会/2012年1月号 |
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| 11月企画講習会「シュトレン及びクリスマスアイテムとドイツパン」-ドイツパン・菓子勉強会 | |
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ドイツパン・菓子勉強会(倉田博和会長)は2011年11月29日、埼玉県戸田市の愛工舎製作所で「11月企画講習会 シュトレン及びクリスマスアイテムとドイツパン」を開催した。
講師は同勉強会の山崎豊副会長と、日本菓子専門学校教師で、製菓製パン・ドイツ・マイスターリンの高倉美香さん、愛工舎製作所研究室テクニカルアドバイザーの伊藤雅大さんの3人が務めた。 |

| ライニッシェス・フォルコン・ブロート | |
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ルヴァンリキッドを使用してサワー種を起こして作るライ麦パン
【サワー種配合グラム】 ブロッケン(ライ麦粉)……900 温水……………………………900 ▼スターター…………………135 【工程】 捏ね上げ温度………………28度C 熟成時間……23度Cで18時間以上 【生地配合グラム】 サワー種……………………1800 ▼ブリューシュトゥック…2400 ブロッケン(ライ麦粉)…1200 オリゴ糖(甜菜糖)………………60 生イースト…………………………60 塩……………………………………60 水………………………………150 【工程】 ミキシング………………………………L15〜20分(20分ねかせる、この時点での捏ね上げ温度は29度C)L2分(150グラムの水投入)L3分(TA180になるように調節)捏ね上げ温度…………27〜28度C 分割……………………………………縦10センチ×横15センチ、高さ9センチの食型の場合700グラム ホイロ…50分〜1時間(ホイロ後の生地表面には割れが入る=写真1) 焼成…………………………上火210度C下火230度C10分、上火180度C下火200度C1時間(スチーム注入、ダンパー半分開ける) ▼スターター ルヴァンリキッド100グラムを35度Cに湯煎して、ブロッケン40グラムを加え、さらに種温度を35度Cまで湯煎する。その後、種を36度Cのホイロで4時間発酵させてスターターにする ▼ブリューシュトゥック 【配合グラム】 バルド(ライ麦粉)…………900 ライ麦パン……………………300 熱湯(70〜80度C)……1200 【工程】 すべての材料を混ぜ合わせ、4時間以上置く。ライ麦パンは、冷凍保存しておいたものや、硬くなったものをフードプロセッサーなどで砕く 伊藤氏のコメント ルヴァンリキッドを使うことで気軽にサワー種が作れる。5年ほど前にこの製法を開発した。きっかけは、以前に受けたドイツパンの講習会で、サワー種の乳酸菌にラクトバチルスサンフランシスコが含まれていることを知ったことだ。この乳酸菌は、ルヴァンリキッドにも含まれているので、それならルヴァンリキッドでサワー種が起こせると思った。紹介したサワー種は、どのドイツパンにも使える。ドイツパンは日本では頻繁に売れるものではなく、週に数回しか焼かないとしても、種は起こしておかないといけない。でも、ルヴァンリキッドで起こすサワー種なら、毎回使い切りで使用できる。また、今朝9時30分に起こした種も、14時頃には使うことができる。ライ麦パンは焼成後、熱いうちに急速冷凍し、途中でラップをして完全に凍らせてから冷凍庫で保存すれば、1週間後に解凍して食べても品質に問題なくおいしく食べられる。販売は、4〜5ミリにスライスし、1袋あたり4〜5切れ入れるのがお勧め。このパンは、ライン川流域のオランダに近い地域特有のもの。 |

| ミュズリーシュタンゲン | |
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短い発酵時間で作れる、日持ちのする朝食向きのパン
【配合グラム】 ジェニー(フランスパン用粉)………………………………2000 マックスナチュラル(改良剤)…46 塩……………………………………40 生イースト…………………………80 ラード………………………………60 ルヴァンリキッド……………200 水……………………………1160 ▼ミュズリー……………………全量 【工程】 ミキシング(フック使用)…………………L3分(ラード投入)M7分(ミュズリー投入)M2分前後 捏ね上げ温度………………26度C フロアタイム…………………10分 分割………………………75グラム ベンチタイム…………………15分 成形…………………………………楕円形。丸め直して、上面に霧吹きし、ケシの実やひまわりの種など(配合外)をトッピングする(写真2) ホイロ………30度C78%40分前後 焼成…………上火230度C下火200度C18分前後(スチーム注入) ▼ミュズリー 【材料グラム】 レーズン………………………500 かぼちゃの種…………………120 ヘーゼルナッツ(ローストしておく)…………………………………300 ゴマ(煎っておく)…………120 ヒマワリの種…………………120 熱湯……………………………260 【作り方】 レーズン、かぼちゃの種、ヘーゼルナッツ、ゴマ、ヒマワリの種を熱湯に4時間以上浸しておく 伊藤氏のコメント ルヴァンリキッドとミュズリーを抜いたら、基本的にはカイザーロールと同じ生地になる。ドイツに滞在したとき朝食で、このようなパンが焼きたての状態でよく出てきた。短時間で作れるパンなので、是非焼きたてを提供して欲しい。朝焼いて、ハムなどをサンドしてランチ用に販売してもいいと思う。ライ麦を少し配合すると、より軽い食感になる。また、ルヴァンリキッドが入っているので、翌日食べてもおいしい。改良剤の「マックスナチュラル」は、ドイツではカイザーロールをはじめ、小型のパンに使われている。 |

| オスターピンツェル | |
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オーストリアの復活祭(イースター)で食べられるパン。2日目がしっとりしておいしい
【中種配合%】 フランスパン用粉…………………20 カネカGAイースト…………3・2 白ワイン……………………………8 プレーンヨーグルト………………12 【工程】 ミキシング………………ヘラで軽く混ぜる。ミキサーを使う場合はL3分で混ぜる。全体がまとまればよい 捏ね上げ温度………………20度C フロアタイム……28度C75%40分 【本捏配合%】 フランスパン用粉…………………80 グラニュー糖………………16・8 ゲランドの塩…………………1・2 脱脂粉乳………………………3・2 ローマッセ…………………………8 無塩バター…………………………24 卵……………………………………20 卵黄…………………………………20 オレンジジュース(ストレート)………………………………………7 レモンゼスト…………………0・6 バニラビーンズ……………0・3 オレンジカット……………………10 カーダモンパウダー…………0・1 アニスパウダー………………0・1 【工程】 ミキシング…L5分(オレンジジュース投入)L2分30秒LM3分30秒 捏ね上げ温度…………20〜24度C フロアタイム…28度C75%40分 分割………………200グラム ベンチタイム…マイナス2度C1晩 成形………………………………丸め直す(成形前に常温に30分おき、丸めをしてさらに常温に30分おく) ホイロ…32度C85%1時間10分(ホイロ後、塗り卵をし、十文字にはさみで深く切り込みを入れる=写真3) 焼成…………………………………上火200度C下火180度C20分 山崎氏のコメント オスターとはイースターのことで、ウイーンのベーカリーではイースターのとき、このパンが山積みになる。大中小と様々な大きさのものがある。今回のレシピは、ウイーンの有名ベーカリーの配合をもとにした。卵黄の配合が多いと、ぱさついてしまうこともあるが、ローマッセを入れているので、しっとり仕上がる。特に2日目がよりしっとりとなる。パンというより、発酵菓子としてヨーロッパでは売られている。ホイロ後の切り込みはかなり深く入れること。切り込みの模様は十字架を表していると言われている。ローマッセはヨーロッパ産、特にスペイン産とイタリア産が香りがいい。オレンジカットは、オレンジピールをミンチ状にしたもので、かなり細かい状態のものを使う。風味付けの役割がある。 |

| ケーゼシュトレン | |
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ドイツのクアルクシュトレンをモデルにした、チーズ入りシュトレン
【材料グラム】 フランスパン用粉……………180 薄力粉…………………………126 ベーキングパウダー………………4 牛乳…………………………………27 生イースト…………………………9 クリームチーズ………………145 バター………………………………90 ローマジパン………………………60 グラニュー糖………………………48 アーモンドパウダー………………24 液卵…………………………………40 卵黄…………………………………13 レモン汁……………………………9 塩………………………………3・6 バニラビーンズ…………………………バニラスティック0・5本分 ▼漬け込みフルーツ……………全量 【工程】 ①フランスパン用粉、薄力粉、ベーキングパウダーは合わせてふるう。生イーストは、牛乳に入れて溶かす ②クリームチーズ、バター、ローマジパン、塩、バニラビーンズを合わせ、なめらかな状態にしておく ③(2)に、グラニュー糖、アーモンドパウダーを加えて混ぜる ④(3)に液卵と卵黄を少しずつ入れて泡立て器で混ぜる。さらにレモン汁を加えて混ぜる ⑤(1)と(4)をミキサーにかけて生地を仕込む。低速にかけて全体が混ざったら、中速に少しかける。捏ね上げ温度は26度C ⑥(5)に▼漬け込みフルーツを入れて、つぶさないように混ぜる ⑦15分発酵をとる ⑧500グラムに分割し丸め、10〜15分ベンチタイムをとる ⑨シュトーレン型に成形し(写真4)、パウンド型に入れる(写真5) ⑩190度Cで50分〜1時間焼成する ⑪焼成後熱いうちにすましバターを全体に塗り(写真6)、ざらめ糖にバニラを合わせたものをまぶし、冷めてから粉糖を振りかける ▼漬け込みフルーツ 【材料グラム】 レーズン………………………165 オレンジピール……………………35 レモンピール………………………35 アーモンドスティック……………25 オレンジピーュレ…………………12 ラム酒………………………………25 【作り方】 すべての材料を合わせて1晩置く 高倉氏のコメント ドイツのクアルクシュトレンは、クアルクというチーズを使う。日本では手に入りにくいのでクリームチーズで代用した。ほかに、サワークリーム、フロマージュブラン、ヨーグルトなどを組み合わせるとバリエーションが広がる。その場合、味のバランスだけでなく、必要に応じて、水分量や塩分も調整する。 |
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