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| ブランスリー新聞/2012年1月号 |
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| 「第44回多摩調祭」を開催。被災地の食材を積極的に使用-東京多摩調理製菓専門学校 | |
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東京多摩調理製菓専門学校(井上好弘校長)は2011年11月20日、東京・多摩市の同校で「第44回多摩調祭」を開催した。学生たちが気がかりだったという当日の天気は、前日の雨天から一転して好天に恵まれ、学生らは張り切った表情で来場者を迎えていた。
学生らにとって、年に一度の学園祭は最も楽しみにしている行事の一つだというが、「震災が起きた直後は、各地で様々なイベントを自粛する動きがあったため、この学園祭も縮小するかどうしようかという案が出ていました。しかし、9月に例年通り開催しようと決めました。それからは学生たちはやる気が満ち溢れてきて、表情が変わりましたね」と井上校長は話した。 今回のテーマを「心をひとつに食でつながろう」としたのは、「被災者と自分たちが同じ気持ちになるために、食で繋がろう」という思いがあるからだという。 物販やカフェ、展示品で使用する食材は、岩手県や宮城県、青森県などの東北地方のものを積極的に取り入れた。 同校1号館に設置された「レストラン今井」で提供した「和定食」(800円)のメインである、「穴子の卵とじ」に使用している穴子もそうだ。 「石巻の漁港では、津波で漁船が流されましたが、唯一1隻残ったのが穴子漁船だったんです。その穴子漁船で獲れた穴子を使っています。まだ漁場が安定していなくて、大きさが不揃いのため、市場では安く売られてしまいます。そこで、当校で市場価格より高めに買い取って使用しています。品質も味もとてもいいです」(調理技術課主任専門調理師、今井靖人氏) 3号館の喫茶「Cafe Blanc」で提供した「クレームブリュレ」には、岩手県産の牛乳を使用。同カフェ入り口には、その旨を貼り紙で表示した。 パンの販売は例年通りの人気。製菓製パン科の奥山裕貴助手は「今回は、惣菜系はなく、菓子パンだけです。あんパンとチョコクリームパンは包あんの作業が難しく、手間がかかることを考え、3種類に絞りました。ほかのコーナーでは、料理が充実しているので、菓子パンをおやつ代わりに買っていく人が多いです」と話した。 「さつまいもパウンド食パン」(200円)には、「被災地の食材を積極的に使用したい」と、茨城県産のさつまいもを使用した。 |



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