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ペコリアーノデリは片手で食べられるのが特徴 |
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サービスエリアとパーキングエリアの8カ所で発売となった10種類のペコリアーノデリ |
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北陸道南条サービスエリアの「南条ボルガドッグ」を開発した成瀬さん(右) |
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| 福井県越前市のご当地グルメ『ボルガライス』をヒントに開発した「南条ボルガドッグ」。やわらかい食感の自家製フランスパンが、卵焼きと、カツの食感を引き立てる |
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| 紙製の専用容器には、最後まで食べやすいよう、3カ所にミシン目がある。女性をターゲットとした第1弾のときは写真左の容器を使用。これと比較して男性がターゲットの今回の容器(写真右)は約1.5倍近くボリュームがアップしている |
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ご当地グルメとして知られる、長野県のソースカツ丼や、神奈川県横浜市のナポリタンなどは、通常、皿に盛り付けられた料理だ。これらの料理を、車内などで、気軽に食べることができるように開発されたのが、「ペコリアーノデリ」。中日本高速道路(名古屋市中区、金子剛一社長)は、東名高速道路海老名サービスエリアや北陸自動車道南条サービスエリアなど、同社が管轄する8カ所のサービスエリアとパーキングエリアで9月1日、様々なご当地グルメを「ペコリアーノデリ」の形にした10アイテムを発売した。
「サービスエリアでお客様に本当に求められているものを追求した結果、片手で食べることが出来る製品の開発に至りました」と中日本高速道路関連事業本部、後藤圭佑さんはいう。
東名高速道路の港北パーキングエリア内で販売している「横浜ナポリビッグドッグ」(480円)は、横浜が発祥と言われているナポリタンが楽しめる調理パンだ。ドッグパンに、ナポリタンやオリジナルカレーソース、香ばしく焼き上げた豚肉などをサンド。ナポリタンには同パーキングエリア近くで収穫されたピーマンやタマネギを使用している。「片手で食べられる形状と、ご当地グルメならではの、地産地消をコンセプトにしています」(後藤さん)
このほかにも、様々なご当地グルメをサンドした「ペコリアーノデリ」があるが、使用しているパン類は、「横浜ナポリビッグドッグ」のドッグパンのほか、ピッツァ、油分が少なめのデニッシュ、厚手のクレープ生地、トルティーヤ、お好み焼き、フランスパンなど。主役の具材の食感や味を引き立たせるため、どれも柔らかめの食感となっている。
一風変わっているのは、お好み焼きでフランクなどを包んだ「能登豚おこのみロール」(390円)。豚肉を包んでいるお好み焼きを、さらにライスペーパーで包んだ。「お好み焼きの生地には、具がたくさん入っていて崩れやすいので、味の主張がないライスペーパーでさらに包むことで一体感を持たせました」と同製品を販売する北陸道尼御前サービスエリアの渡辺都子さん。
自家製フランスパンを使用しているのは、北陸道南条サービスエリアの「南条ボルガドッグ」(450円)。玉子焼きとトンカツをサンドしたボリュームのある製品だ。フランスパンは、同サービスエリア内のベーカリー「ぽるとがる」で焼いている。
「当ベーカリーで扱っているフランスパン生地の中で、最もソフトなタイプを使用しています。玉子焼きのふんわり感や、トンカツの肉のやわらかさなど、具材の食感を引き立たせるためです。試作ではクロワッサン、バターロール、コッペパンなどあらゆるパンを試しました。これらは食感はよかったのですが、甘さや油分が多いので、具材より、パンの方が主張が強くなってしまったんです」と、同製品を開発した西洋フードコンパスの成瀬輝峰さんはいう。
フランスパンは、冷凍状態で仕入れた生地を、店内のオーブンで焼成する。
「フランスパンは乾燥してかたくなりやすいので、時間を分けて焼成するようにしています。冷凍生地を解凍し、成形後発酵をとり、クープを入れて20分、蒸気を入れて焼成します」
売上げのピークは、下り線と上り線で、曜日と時間が異なる。同サービスエリアは下り線に位置するので、土曜日は午前中、日曜日は夕方が最も混み合う。また、平日は観光客ではなく、トラックの運転手などが主に利用する。朝7時の開店と同時に、コーヒーと一緒に注文する人や、ランチに利用する人が多いという。曜日ごとに、焼成する時間を調整できるのは、冷凍生地を使用しているからこそのことだ。
商品名の『ボルガ』という名前は、地元福井県越前市の飲食店約10店舗でご当地グルメとして展開している『ボルガライス』が由来となっている。ボルガライスは、オムライスの上にカツがのり、ソースをかけたボリュームのある料理。同サービスエリアの食堂でも売れ筋のメニューだったため、今回、ペコリアーノデリへの商品化に抜擢された。
中日本高速道路は、7月にも「ペコリアーノデリ」を管轄エリア内で一斉に発売している。そのときは、女性をターゲットにした。
今回はターゲットを男性に絞り、前回の7月のときよりも、かなりボリュームをアップした。
専用容器のサイズは、前回が高さ130ミリ、幅45ミリだったのに対し、今回は高さ170ミリ、幅65ミリと、ビッグサイズになっている。サンドする具材も、揚げ物など食べ応えのあるものがメイン。カロリーも、前回が平均200キロカロリーだったのに対し、600キロカロリーとなっている。
開発担当者も男性が中心。例えば、「南条ボルガドッグ」については、女性の担当者から、「野菜があった方がいいのでは』」と言われたが、最終的には「野菜はいらない」という男性の意見が通ったという。「卵とカツ、フランスパンの相性の良さを是非、味わってみてください」と、開発を担当した西洋フードコンパス成瀬輝峰さんはPRする。