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| レポート/2011年10月号 |
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| クルストウィッチを使ったサンドイッチ講習会を開催‐日仏商事
クルストウィッチの販売を手掛ける日仏商事(兵庫県神戸市、筒井潤社長)は7月6日、東京・渋谷区の東京事務所で同システムを使ったサンドイッチ講習会を行った。
講習会では、同システムと併せて、分割成形機「パネオトラッド」を用いた。「パネオトラッド」を使用すると、サンドイッチに適した、クラストが薄く、もっちりとした食感のパンを効率よく作ることができる。 講師はモバックショウ2011で同社主催のモバックカップのサンドイッチ部門で入賞した、ベーカリーの「ヴィロン」を展開するル・スティルの松田武司シェフが務めた。製造実演したメニューは、入賞作品の「サンドイッチニソワ」をはじめ、11種類のサンドイッチ。これらのうち6品は、松田さんがシェフを務めるヴィロン渋谷店で実際に販売している。 |

| サンドイッチに適したパンが効率よく作れる分割成形機「パネオトラッド」 | |
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「パネオトラッド」はパン・トラディションを効率よく作るために、フランスの製粉会社とボンガード社が開発した分割成形機。
同機械は約5分間で分割と成形ができ、低温長時間発酵の生地であれば、その後ホイロをとる必要がないので、作業時間を大幅に削減できる。冷蔵庫で長時間発酵させた生地を、そのまま専用トレイに移してから20〜40分後には、焼きたてのパンを提供できる。 手作業でも難しい高吸水生地を扱えるため、もっちりとした食感で、クラストの薄い歯切れのよいサンドイッチに適したパンを作ることができる。また、高吸水生地を使えば原価を落とすことができる。 日本では5年前から販売している。ハード系は同機械で作り、そのほかの菓子パン類などに手間をかけるというベーカリーや、ベーカリーを併設したレストランなどで好評だという。 |

| 今回の講習会で使用した、サンドイッチに適している「国産小麦のバゲット | |
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クラストが薄く、もっちりとした食感のバゲットはサンドイッチに向く。パネオトラッドを使用して、短時間で効率よく作る
【配合%】 国産小麦粉……………………100 塩……………………………………2 サフインスタントイースト赤…………………………………0・4 ユーロモルト…………………0・3水……………………………………2 発酵種………………………………30 足し水……………………………8〜 【工程】 ミキシング…………………………L2分(イースト投入、オートリーズ15分)L6分(途中生地表面がなめらかになってから塩投入)H2分(足し水、発酵種投入)L3分H2分 捏ね上げ温度…………………25度C 大分割………………3500グラム 1次発酵……………………………25度C30分(パンチ)30分(1次発酵後4度Cの冷蔵庫で10時間以上おく) 分割・成形…………………………分割成形機「パネオトラッド」で行う 焼成…………………………………上火270度C下火245度C25分 日仏商事研究開発部の井上氏のコメント 発酵種を入れる場合は、ミキシング中、足し水をする際に入れる。最初から入れてしまうと、発酵種に含まれている酸でグルテンの形成が弱まってしまう。 |

| クルストウィッチの専用パレットにのせる具材例 サンドイッチニソワ | |
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ニース風のサラダをサンド。ジャガイモが入っていて食べ応えがある
【材料】(5個分) ジャガイモ……………500グラム インゲン…………………………5本 ツナ……………………100グラム アンチョビ入りグリーンオリーブ…………………………120グラム ▼パプリカのマリネ…200グラム ツナ……………………100グラム パセリ(みじん切り)…………少量 マヨネーズ………………………適量 ゲランドの塩……………………適量 胡椒………………………………適量 ▼グリーンサラダ………………適量 【工程】 ①ツナは油をきっておく。ジャガイモは皮ごと茹でて皮をむき、2〜3センチ角にカットして塩、胡椒する ②インゲンは軽く湯通しして3等分に切る。アンチョビ入りグリーンオリーブはスライスする ③▼グリーンサラダ以外の材料をボウルに入れて合わせ、マヨネーズ、ゲランドの塩、胡椒で味を調えてニース風ジャガイモのサラダを作る ④専用パレットの上に▼グリーンサラダを敷く ⑤(4)のグリーンサラダの上に(3)のニース風ジャガイモのサラダをたっぷりのせる ▼パプリカのマリネ 【材料】 パプリカ、ニンニクパウダー、オリーブオイル、塩 【作り方】 パプリカは火を通し、ニンニクパウダー、オリーブオイル、塩でマリネする。 ▼グリーンサラダ 【材料】 サニーレタス、グリーンカール、イタリアンパセリ、トレビス 【作り方】 全ての材料を合わせる 松田シェフのコメント ジャガイモの多いサラダを使ったサンドイッチは、食べたときに部分部分で味の薄いところが出来てしまう傾向がある。そのため、ジャガイモは茹でた後、塩、胡椒を丁寧にしておく。 |
| 自家製ジャージー牛のパストラミサンド | |
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おいしく、栄養価の高いジャージー牛のパストラミを使用。根セロリはマスタードで和える
【材料】(1個分) ジャージー牛のパストラミ…………………………100グラム ルッコラ…………………………3枚 コンテチーズ……………………2枚 トマト……………………………2枚 ▼根セロリのマスタードあえ………………………………30グラム イタリアンパセリ………………適量 【工程】 ①ジャージー牛のパストラミは薄くスライスする。コンテチーズはスライスして5〜8センチの四角形にカットする。 ②ルッコラは水洗いして水気を切っ ておく。トマトは厚めにスライスする。 ③専用パレットにルッコラを敷き、ジャージー牛のパストラミを2つ折りにして並べ、その上にコンテチー とトマトを2枚ずつのせる ④(3)のトマトの上に▼根セロリのマスタードあえをのせてイタリアンパセリで飾りつけをする ▼根セロリのマスタードあえ 【材料】 根セロリ、マヨネーズ、タスマニア産粒マスタード 【作り方】 根セロリは千切りにして冷水にさらし、水気を切ってマヨネーズ、タスマニア産粒マスタードであえる 松田シェフのコメント サンドするパンにはタスマニア産の粒マスタードを塗っておく。タスマニア産の粒マスタードはそれほど辛くなく、食べたときに粒々感が最後まで楽しめる。コンテチーズは18カ月以上熟成させたものを使う。ルッコラは葉先を左右に向けて並べる。ジャージー牛のパストラミは、折った部分を外側に向けて並べ、見た目のボリュームを出す。店ではパストラミを自家製にしているため、数もそれほど出せず、原価も高くついてしまう。しかし、味が良く、ジャージー牛は鉄分が豊富で栄養価が高いので気に入っている。根セロリは、セロリよりビタミン類が多い。 |
| サンドイッチプロヴァンサル | |
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自家製フランボワーズのドレッシングをトッピング。ボリュームがある
【材料】 ツナ、タマネギ、グリーンカール、ドライトマト、パセリ、ゆで卵、ゲランドの塩、胡椒、▼フランボワーズのドレッシング 【工程】 ①専用パレットにグリーンカールを敷く ②ツナ、タマネギ、ドライトマト、 みじん切りにしたパセリを和える ③(1)のグリーンカールの上に(2)をのせる ④(3)の上にゆで卵2切れを並べ、ゲランドの塩と胡椒をふり、▼フランボワーズのドレッシングをかける ▼フランボワーズのドレッシング 【材料】 オリーブ油2400グラム、マスタード160グラム、ハチミツ400CC、フランボワーズビネガー800CC、レモン汁2個分、塩、胡椒 【作り方】 全ての材料をよく混ぜて乳化させる 松田シェフのコメント フランボワーズのドレッシングを作るときは、材料を入れたら一気に乳化させる。ハンディタイプのミキサーを使用すると便利。パンのカット面には、オリーブ油を塗っておく。 |
| サンドイッチパテ・ド・カンパーニュ | |
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パテは黒けしのついたパンと相性がいい。ヴィロン丸の内店と渋谷店で販売
【材料】 豚肩肉のパテ、ピクルス、グリーンカール 【工程】 ①豚肩肉のパテは、厚めにスライスし、縦半分にカットする。ピクルスは縦に半分にカットする ②専用パレットにグリーンカールを敷き、その上に(1)の豚肩肉のパテ、ピクルスを4切れ並べる 松田シェフのコメント パテは、パンの味に負けないように、強めの味のものを使用する。パテを並べる向きは、縦半分にカットしたその断面が、パンでサンドしたときに見えるようにする(写真1)。サンドするパンに、粒マスタードを塗っておく。 |
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