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| ブランスリー新聞/2011年10月号 |
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| オーガニックEXPOをビッグサイトで開催へ-ニュルンベルクメッセ日本代表部 | |
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ニュルンベルクメッセ日本代表部は、東京・江東区の東京ビックサイト東4ホールで11月1日から3日までの3日間、オーガニック専門見本市「第11回ビオファジャパン・オーガニックEXPO」を開催する。開催まであと2カ月と迫った9月1日、東京・千代田区の弘済会館で記者会見を開いた。
会見では、主催者のニュルンベルグメッセ日本代表部、ハインツ・W・クールマン代表が、東日本大震災の影響による出展者の動向について述べた。 「福島県の原発事故による影響で、特に海外からの出展者を集めるのに厳しい状況となった。震災から半年が経とうとし、着実に復興が進んでいるが、そのことが正確に報道されていないことも要因の一つだ。震災直後、今回の開催は難しいと考えていたが、例え規模が小さくても続けていこうということに決め、今まで準備をしてきた。海外からの出展希望も、現在いくつか集まってきている」 昨年は18カ国、256社が出展。来場者は前年を25%も上回る1万7132人となった。これは同展示会で初めての試みとして、3日間の開催期間のうち1日を祝日に設定し、一般消費者の来場を募ったためだと、事務局はみている。 今回も昨年と同様、最終日を祝日に設定し、2万人の来場者を見込む。 会場は4つのゾーンに分けて展示する。オーガニックの生鮮食品や加工食品などが集まる「オーガニックフード・ギャラリー」、コスメティックやボディケア製品などが並ぶ「ウェルネスパーラー」、オーガニック繊維製品などが並ぶ「オーガニックコットン・ストリート」、伝統的健康食品をはじめとする、有機の認証は受けていないが品質が裏打ちされた製品がならぶ「ナチュラル&エコ・プラザ」の4ゾーン。 11回目を迎える今回の見所は、前回に続いて第2回目となる「有機農産物マッチングパビリオン」。有機農業生産物の販路拡大を目的に、生産者が卸売・小売業者に対し、製品のPRをする。農林水産省の支援事業の一環であるため、出展料は無料。 「昨年は初開催で手探りの状況だったが、22の生産者が参加し、244件の商談があった。今回も北海道から九州まで全国から参加希望者がおり、その数は昨年を上回っている」(同展示会運営事務局の鮎川俊文氏) 主な出展製品は、青果物やそれらを使用したジャムなどの加工品、米や豆類、茶など。今年も、同様のものが出展される見通しだ。 会期中、会場内のセミナールームで、無料で聴講できるセミナーも開催される。海外から多数の講師が参加。 1日は、ドイツのオーガニック専門誌の編集長が、ヨーロッパでのオーガニック市場について、現状や今後の展望のほか、いかにしてオーガニック製品の販売に成功したのかなどについて述べる。 2日は、有機小麦などの栽培を手掛ける会社、金沢大地の社長、井村辰二郎氏が有機農業について語る。 |

| 日本の有機パン市場について-ハインツ・W・クールマン代表の話 私がドイツから日本に移って生活するようになって40年以上が経つが、日本人にももっと、ドイツパンやフランスパンなど、ヨーロッパの本場のパンを食べてもらいたいと思っている。
若い世代で朝、出勤前にパンを食べる人は多いと思うが、その多くが、米国風のやわらかい食感のものを食べているのではないかと思う。 昔の日本人はかたいものを食べていたのだから、ドイツパンをかたいと言って食わず嫌いをしているのは、残念なことに思える。 パンは自然なものだ。ドイツやスイスなど中央ヨーロッパのパンは1週間保存がきき、おいしく食べられるものもあるが、本来は1日経てばかたくなるし、風味も劣化する。しかし、この前スーパーで買ったパンはかたくならず劣化しない、不自然なパンだった。 パンだけでなく、ジャムも自然なものだ。瓶の中をいくら探しても、果物と言えるものが見つからないようなフルーツジャムは不自然だ。私の田舎では、木から落ちた果物で作る。しかし日本でそのようなジャムを探したら高級品の値段が付いている。 伝統的なパン作りにおいて、日本には職人の技術は充分にある。しかし、材料は、良質なものを低価格で揃えるのが難しい。有機のパンはどうしても、今のままでは値段が高くなってしまう。 有機のパンを普及させていくためには、消費者を動かすことが大事だ。 消費者の口コミはかなりの力をもっている。今はまだ有機のパンの市場は小さいが、口コミでおいしさが伝わって需要が増えると、市場が広がり価格が下がっていく。 この繰り返しが、有機のパンの市場を拡大していくのだと思う。 |


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