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| ブランスリー新聞/2011年5月号 |
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| 東日本大震災、製パン各社に被害もたらす‐製パン大手各社
3月11日に発生した東日本大震災は、東北、北関東地方に甚大な被害をもたらした。パン業界にも少なからぬ被害をもたらした。
フジパンは、3月29日に竣工予定だった仙台工場(宮城県岩沼市)が、津波による大きな打撃を受けた。地元紙の河北新報によると、震災が起きた3月11日、大津波が真新しい建屋や生産ラインを襲った。当時は4月の操業開始に向け、生産ラインの試運転中だったという。従業員ら約300人が2階に避難し、水が引くまで一晩を明かしたという。同社は「仙台工場は、時期のめどは立たないが、必ず操業する」と再起を目指している。 業界最大手の山崎製パンは、仙台工場(宮城県柴田郡柴田町)が地震により建物と設備の一部に被害が発生し、操業を見合わせていたが、3月23日から主力ラインである食パンラインと菓子パンラインでの生産を再開した。関東地方の同社各工場から供給する製品と合わせ、東北エリアへの製品供給の充実強化を図っているという。仙台工場の早期の全面操業再開を目差し、復旧作業を進めている。 敷島製パンは、パスコ利根工場が、3月23日から一部の菓子パン生産ラインが復旧したが、全面復旧までにはまだ日にちを要するという。 一方、各社とも原材料調達の環境が悪化しているようだ。原料メーカーの被災、計画停電の影響などにより、主に菓子パン類の原材料の入荷が滞る傾向にあり、また包装材料も逼迫しているという。 こうした状況の中で、各社とも食糧援助の活動も行っている。 フジパンは、関東地区の工場を中心にして、国や被災地域の自治体から要請のある救援物資の生産・供給を行っている。 山崎製パンは、被災地への緊急食料の支援に取り組み、3月12日から21日までに、菓子パンと食パンを271万個、おにぎりを19万個、22日以降は毎日、菓子パンと食パンを20万個、おにぎりを7万個供出している。 敷島製パンも、農林水産省からの要請に応え、地震発生当初から被災地支援物資として菓子パンの供出を行なった。3月27日までに供出したパンは約70万個で、現在は毎日6万個を供出しているという。(20〜21ページに関連記事) |




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