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| ブランスリー新聞/2011年2月号 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。
| ユーザー業界の新商品・新市場創出に寄与する-日本製パン製菓機械工業会 理事長 田中利幸 | |
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平成23年の新春を迎え謹んでお慶び申し上げます。
年頭にあたり、平素より何かとご支援ご協力を頂いております関係各位の皆様に対し、心より厚く御礼申し上げます。 顧みますと、昨年の我が国経済は、経済対策効果の減退による個人消費の落ち込み、約15年ぶりの円高等、デフレ状況が続いているところから、政府はデフレ脱却と景気の自律的回復に向けての新成長戦略を決定しましたが、その効果が未だ見えてきません。 また、海外経済の減速傾向等から、これまで景気回復を支えてきたアジア向けを中心に鈍化し、企業の先行きの景況感に不安があり、我々中小企業者においては、競争激化による価格競争や原料材コストの上昇等により、厳しい経営環境下に立たされているところです。景気回復への諸施策の起動を早め、景気回復が実感できる状況下になることを強く望むものであります。 このような状況下のなか、食品業界は、口蹄疫問題は終息しましたが、雇用不安や所得の減少から個人消費が落ち込み、低価格志向はより強まっています。しかしながら、一部では消費者の節約疲れから、プチ贅沢と言われる消費パターンが芽生え、安ければいい、という消費パターンから少しずつ流れが変わりつつあります。一方で、消費者庁において検討している、食料品のトレーサビリティの義務づけ、加工食品の原料原産地表示の拡大等への対応が内在しております。 我々のユーザー業界である製パン・製菓業界は、政府により食料自給率を高めるべく、国産小麦や米粉の使用を求められていますが、品質・価格面等に課題があり、この対応に迫まられるとともに、流通業界の不振による影響をも強く受けている状況下にあります。 我々は景気回復を待つばかりではなく、「モノづくり」の技術力を活かして、ユーザー業界の新商品・新市場創出に応えていかなければなりません。 当会では、この厳しい経済環境下のなかで、本年2月幕張メッセにて、第22回目となる2011モバックショウを開催いたしますが、出品社数が過去最高となる283社、1520小間の規模にて開催できることは、製パン製菓業界とモバックショウに対する期待の大きな表れであり、展示会の三つのM、マシーン、マテリアル、マーケッティングのキーワードが浸透したことによる、新規出品者の拡大に繋がったものと察しますが、関連業界は勿論、ユーザー業界の皆様の心からのご支援の賜であり深く感謝申し上げる次第です。本年のモバックショウは、各種イベントの一層の充実を図り、国際製パン製菓関連産業展の名に相応しい展示会すべく、万全な準備を致し、ユーザー業界の期待にお応えしてまいる所存ですので、是非ご来場頂き、本展をご活用下さいますよう心よりお願い申し上げます。 本年は、中長期的にも人口減少による国内市場の拡大が見込めないとのことで、食品業界は、 アジア市場への進出を強化しているところから、当会としてもアジア諸国への市場開拓をも視野に入れた事業を推進していく所存です。また、昨年は、正・賛助会員として新たに3社の加入がありましたが、本年も更なる加入促進を図り、製パン製菓業界に関わる関連業界の横断的交流と情報交換を通して、ユーザー業界の更なる発展に寄与したいと念願しております。 関係各位の益々のご発展とご健勝を祈念し、今後とも当工業会に変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げ、新年のご挨拶と致します。 2011年 元旦 |




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