記事の閲覧
| <<戻る | 写真をクリックすると拡大写真が見られます。 |
| レポート/2010年10月号 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。
| 銀座三越増床オープン | |
|
9月11日に増床オープンした銀座三越。売り場面積を1.5倍強に増床し、銀座・有楽町地区で最大規模の商業施設となった。地下2階は和洋菓子45ブランド、惣菜43ブランドが出店、地下3階は生鮮・グロッサリー・リカーの揃う、マルシェのような空間となっている。
ベーカリーも装い新たに多数が出店。食品フロアだけでなくカフェやレストランで提供するパンも、個性的な顔ぶれだ。 |

| ■食品フロアのベーカリー クルストウィッチ(地下2階) | |
|
ドンクが手掛けるサンドウィッチ専門ブランド「Croust’wich」(クルストウィッチ)は、フランス発の日本第1号店。
ショーケースに並ぶのは、「ニース風サラダ」(525円)など、サンドイッチのフィリング部分のみで、グリーンカールの上に、野菜や生ハムなどがのった色とりどりのフィリングが10種類。フィリングとパンを選んだ後、その場でサンドする仕組みだ。「具材をデリのように陳列し、ビジュアルで訴求。注文後にサンドするので、パンのカリカリとした食感がそのままで提供できる」(同社) サンドする際は、オレキップ社(フランス)製のサンド用調理器具を使う。器具の仕組みはシンプルなので素早く作業ができ、オペレーション効率が良い。同調理器具を使ったサンドイッチは、同社によると、約4年前から展開しているフランスでは、現在150店舗ほどが同器具を導入。ビジュアルの良さから、専門店だけでなくカフェやフードコートにもよく入っており、ビジネスマンや学生にも人気があるという。 パンは隣接する厨房から提供。パニーニやセサミ、ヴィエノワなどの5種類から選ぶことができる。価格帯はパンとフィリングのセットで399〜578円。 |

| ジョアン(地下2階) | |
|
1983年、日本1号店として銀座三越にオープンしたインストアベーカリー「ジョアン」。新装オープンする以前、銀座三越店の売上げが同社ブランドの中でトップであったこともあり、「約200あるアイテムのうち、約80が同店限定製品」(石川孝行店長)などと、さらに充実させた店づくりをしている。
店内入り口では焼きたてのピザやフォカッチャが出迎え、小松菜などの江戸東京野菜を使用したパン「ゴマ油香る江戸東京野菜(小松菜)」(210円)や、「銀座のチョコブレッド」(420円)など同店限定の商品が多数並ぶ。 今回のリニューアルで新たに設置されたのは、本場ヨーロッパの本格的なパンをグラム販売する「対面コーナー」と、同社初となる「ご予約カウンター」。さらに日本パンコーディネーターの資格を持つ「パンコンシェルジュ」が常駐。 パンコンシェルジュを務める相馬久美さんは「商品知識を生かしてお客様との会話を大切にしていきたい。対面販売のコーナーには、パンだけでなく、『ファーブルトン』(168円)などフランスの伝統菓子もある。ヨーロッパでの旅行や居住の経験がある人に喜ばれると思う」と話す。 売り場は約30坪、厨房は約37坪。レジは6台設置し、スタッフは製造・販売あわせて約30人が常時勤務する。 このほか地下2階フロアには、「ダロワイヨ」「銀座木村家」が出店。パンと一緒に惣菜も揃えるダロワイヨは、全国の店舗の中で唯一となる惣菜の量り売りを展開。「惣菜とパンのセット販売も考えている。従来は年配のいるファミリー層を中心に捉えていたが、新装を機に小さいサイズの商品など、若い層を意識した商品展開をしていく」(宮城一世店長)。銀座三越店限定の商品は「銀三あんぱん」と「銀三塩あんぱん」(各210円) |

| ドミニク・サブロン(地下3階) | |
|
08年、東京・赤坂に日本初出店をしてから、今回の出店で国内6店舗目となる「ドミニク・サブロン」。「販売員と客が会話を交わしながら買い物を楽しんでもらえるように」とマルシェをイメージした地下3階フロアに構える。
「欲しい商品をピンポイントで買いに行く地下2階のフロアに対して、地下3階は『今日の夕飯は何にしようか』と購入商品が決まっていない状態で来店してもらえる場所。本格的なフランスパンを提供する当店には、うんちくもたくさんある。まだ、フランスパンの食べ方がわからない人はたくさんいる。コミュニケーションを重視し、本場のフランスパンの楽しみ方を提案していきたい」(同社) 同店の向かいにあるのはチーズ専門店。カウンター席でチーズと同店のパンを使ったメニューやワインを楽しむことができる。「専門店同士で相談してメニューを決めていく。食わず嫌いをなくしていきたい」(同社) ドミニク・サブロンは、同店を皮切りに、JR新宿駅すぐの商業施設「新宿ルミネ1」に10月8日、東京・調布市の京王線仙川駅に10月中旬、東京・千代田区の東急キャピトルタワー店に10月中旬にオープンを予定している。 |

| ■レストラン・カフェのパン デンマーク・ザ・ロイヤルカフェ(1階) | |
|
デンマーク・コペンハーゲンで、モダンなインテリアやオープンサンド「スムッシー」が人気の「THE ROYAL CAFE(ザ ロイヤル カフェ)」の、日本初登場となる「デンマークザロイヤルカフェ」。日本での展開・運営は伊藤園。
「スムッシー」は、デンマークの郷土料理「スモーブロー」というライ麦パンを使ったオープンサンドイッチと、日本の寿司を融合させた、同店のオリジナルメニュー。「日本で生活した経験のあるデンマーク人のオーナーが、寿司のサイズと美しい見た目を気に入り、スモーブローを考案した」(伊藤園広報の飯田有香さん) 使うパンはライ麦パンで、オープンサンドイッチのように具材の下に敷くだけでなく、海苔巻きの海苔のようにして具材を巻いたものもある。パンはベースというより、トッピングやフィリングなどの具の中の一つといった存在感だ。 スムッシーは「スモークサーモンのルーロー〜ハーブの香りのするサラダエッグ」や「ロースとビーフとデンマーク風ピクルスのスムッシー」など6種類が揃う。ランチではその中から4種を選び、スープまたはサラダ、プチデザートの付く「スムッシーセット」(1890円)が楽しめる。 |
| OSUYA(1階) | |
|
創業明治9年のお酢の老舗「内堀醸造」(岐阜県)が手掛ける、お酢専門のカフェ「OSUYA(おすや)」。果実そのものを発酵させて作る酢を使ったドリンクやソフトクリーム、ピクルスやビールなどを楽しめる。
なかでも注目なのは、酢を使ったパン。マスタードをピクルスにして生地に練りこんだ「テイスティーセレアル」(180円)と、黒酢など3種類の酢を生地に練りこんだ「パヴェ」(180円)の2種類。「酢を入れるとモチモチとした食感が表現できる」(「酢ムリエ」の内堀光康氏) |
| レ ロジェ エギュスキロール(12階) | |
|
フレンチレストラン「レ ロジェ エギュスキロール」は、M・O・Fを受賞したフランス人女性シェフ、アンドレ・ロジェ氏の日本初上陸となる店。女性シェフならではのきめ細やかな野菜料理や、九州から空輸される魚介の料理が楽しめる。それらとともに提供されるパンはカンパーニュ。ほかほかに温められたカンパーニュは、4つ切りの状態で赤いココット皿に盛られる。「赤」は、本店のあるバスク地方のテーマカラーで、店内の壁やソファも赤が使われている。
|
| ル・ブール・ノワゼット(12階) | |
|
フランス料理店「ル・ブール・ノワゼット」では、自家製オリーブを練りこんだパンがアミューズとして提供される。「食事のはじめに、ワインなどのお酒と一緒に楽しんでもらいたい。風味の豊かな黒オリーブを使用しており、塩気も効かせている」(マネージャーの松原友和さん)。食感はもっちり。少しずつちぎり、噛み締めるごとに味わいの増すパンだ。オリーブオイルを付けるとまろやかな食感と風味になる。パリの15区にある本店でも人気だという。
肉や魚のメインと一緒に提供されるのはライ麦と全粒粉を配合したカンパーニュとバゲットの2種。アミューズのパンと同様に、こちらも自家製にこだわっている。 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。


















