第38回国際ホテル・レストランショー開催 - ブランスリー電子版

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レポート/2010年4月号

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第38回国際ホテル・レストランショー開催
 第38回際ホテル・レストランショー(HOTERES JAPAN、主催は日本能率協会など6団体)が2月23日から26日までの4日間、東京・江東区の東京ビッグサイトで開催された。同展示会はスーパーマーケットなど、流通業界のプロに向けた専門展となっている。出展社数は806社1809小間、会期中の来場者数は8万7355人(前回は8万6710人)で前回を上回った。テーマは前回に引き続き「『創』ニッポン」とし、「第3回地域資源セレクション」、「第8回店舗開発ショウ2010」、「第5回こだわり食品フェア2010」を同時開催。食の多様化や安全性の確保、省エネや容器包装リサイクルの環境配慮など、昨今のスーパーマーケットに対する期待や要望に応えるための情報発信やコミュニケーションが活発に行われた。



「第3回モンディアル・デュ・パンコンクール」決勝進出者6人が決定
左から、エス・ビー・エイ代表取締役のP.ボードリ氏、アンバサドール協会会長のドミニク・プランショー氏、チェリー・ムニエ氏、1位に輝いた安倍竜三さん
1位の安倍竜三さんの作品
2位の栄徳剛さんの作品
来場者に振舞うカナッペやサンドイッチを作る
来場者100人が熱心に作品を審査する
決勝進出の決まった選手ら。右から安倍竜三さん、栄徳剛さん、松田武司さん、児玉圭介さん、間根山淳さん、塚田隆弘さんと、特別賞を受賞した市川美香子さん
 同展示会のイベントステージで23日、2011年1月フランスのシラ国際見本市で開催される国際パンコンクール「第3回モンディアル・デュ・パンコンクール」の日本代表を決める準決勝大会が行われ、決勝進出者6人が決定した。同展示会内で同大会が行われるのは初めてとなる。 
 審査は、会場に展示された、選手が各自持ち込んだ作品をもとに行われ、企画性、創作性、技術力、商品としての魅力度、パンとしての美味しさ、ポテンシャルの6つの観点における審査員得票数(600点)と、来場者100人の得票数の合計で決定。1位は安倍竜三さん(ブーランジュリ パリゴ)で500点、2位は栄徳剛さん(ラ・テール)で477点、3位は松田武司さん(ル・スティル VIRON)で456点、4位は児玉圭介さん(Bon Vivant)、5位は間根山淳さん(クーロンヌジャポン)、6位は塚田隆弘さん(デイジイ)。1位に輝いた安倍選手は、「次の決勝までよく練習したい」と述べた。
 審査開始前に主催者を代表して日本アンバサドール協会会長の川良弘氏が「14名の選手の作品はどれもレベルが高く、日本のベーカリー業界が世界でも認められると確信している」と挨拶。
 審査が行われている間、アンバサドール協会会長でMOF受賞者のドミニク・プランショー氏と、同じくMOF受賞者のチェリー・ムニエ氏によるパンのデモンストレーションを行い、日本のパン職人らがカナッペやサンドイッチを作り、来場者に振舞った。
 審査終了後、総評としてホテルオークラ総料理長の中田肇氏は、「総料理長の仕事は毎朝、スタッフが焼いたパンのチェックから始まる。料理人として他の審査員の方とは違う角度から審査ができたと思う。日本のベーカリーの技術は飛躍的に伸びてきていることを実感した」と述べた。続いてドミニク・プランショー氏が、「当コンクールの特色は、ペアでのチームワークを大切にしていること。シェフがどのように若いスタッフを育てているか、次の世代に技術を伝えていくかという点を最も重視して審査している。決定した6人には、次の決勝までさらに技術を磨いていって欲しい」と激励の言葉を述べた。
 また、決勝進出の決まった6人のほかに特別賞が設けられ、市川美香子さん(湯本ホテル箱根ベーカリー)が受賞。「次回も頑張りたい。今回をいい機会に、職場の25人のスタッフのチームワークがよくなった」と、参加できたことに対して、感謝の意を述べた。
 決勝大会は5月25、26日に日本菓子専門学校(東京・世田谷区)で行われる。



ADEKAの「豚肉のリエット」
サンエイト貿易のパン用雑穀ミックス「ジェルミノーヴ」
「ジェルミノーヴ」を入れて焼き上げたバゲット
 準決勝大会が行われたイベントステージの協賛企業展示スペースでは、サンエイト貿易がパン用の雑穀ミックス、ADEKAが豚肉のリエットを紹介した。
 ADEKA(電話03‐4455‐2803)は、「豚肉のリエット」を業務用として初めて製品化した。
 フランスのノワール地方の郷土料理である豚肉のリエットは近年ベーカリーやビストロなどで人気のメニューだが、調理に時間と手間がかかる。
 同製品は、1キロピロー包装で要冷蔵。そのままでも使用できるが、シェフのオリジナリティが発揮できるよう、シンプルで控えめな風味に仕上げている。 サンエイト貿易(電話03‐3221‐0441)は、ミルベーカー社(フランス)の新製品でパン用雑穀ミックス「ジェルミノーヴ」を紹介。
 同製品は、小麦、ライ麦、レンズマメの3種の雑穀と天然酵母を配合させたもの。雑穀は発芽させ、さらに発酵を止めた状態の天然酵母と合わせることで、雑穀の豊富な栄養素を消化吸収しやすい形にしている。パン生地に加えることで、栄養価が高まるだけでなく、甘みと風味、新食感が味わえる。



出展企業の展示商品紹介
【掲載は五十音順です】
サンテックコーポレーションの「ベイクド・ドーナツ ベーカー」
ツジ・キカイのデッキオーブン「Forno」
ネクストの100V電源の小型ピザオーブン
プチドーナツを提案‐サンテックコーポレーション
 サンテックコーポレーション(電話03‐6746‐9797)は、プチドーナツの提案を行った。同社の「ベイクド・ドーナツ ベーカー」で作る、油で揚げない焼きドーナツ。専用のミックス粉も用意していて、プレーンのほか、ココア、チョコレート、シナモン、抹茶、ラムレーズン、きな粉など様々なバリエーションがある。縦長の箱に詰めるなどして、ホワイトデーのプレゼントなどとして提案した。 



本格的デッキオーブンを発表‐ツジ・キカイ
 ツジ・キカイ(電話049‐225‐5005)は、焼きにこだわったデッキオーブン「Forno」を今回の展示会で発表した。同社は、製パン用小型石窯「クラシカ」や、デッキオーブン式石窯「平窯王」などを開発し、多くのベーカリーに納入してきたが、「本格的な焼成ができるデッキオーブン」を求めるユーザーも多く、今回の「Forno」の発売となった。石窯開発で得た様々なパン焼成のノウハウが随所に活かされているとう。価格も比較的リーズナブル。



100Vの電源の小型ピザオーブン‐ネクスト
 ネクスト(電話048‐778‐2005)は、100Vの電源で運転できる小型ピザオーブンの提案を行った。
「超高温」での焼成ができ、ナポリピッツァの焼成もできるという。電気工事が不要で、どこでも簡単にナポリピッツァが焼けることがセールスポイントだ。555ミリの超コンパクトタイプで、カウンターの上にも設置可能だという。

原価計算女王
原価計算女王

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