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| ブランスリー新聞／2010年4月号 |
2023年11月18日から、発行から１年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。
| ｢第４７回菓子祭」を開催パンのシンデレラ城登場‐東京製菓学校 | |||||||||||||
今年は、２７日を一般の人たちへの公開日とし、２８日は、あらかじめチケットを送付した業界関係者らなどに向けての公開日とした。２日間とも学生作品の展示や、パンや洋菓子の体験コーナーなどが人気を集め、両日合計でおよそ４０００人が来場した。 学生作品の展示コーナーには、多くの力作が並んだ。パン本科Ａ組の学生らが力を合わせて作った「シンデレラＳＴＯＲＹ」と題した作品は、シンデレラ城をパンで再現した作品で、中の土台の部分もすべてパンで作ったという。迫力満点の作品で、多くの来場者の目を楽しませていた。作品を紹介するプレートには、「焼成すると生地が縮むので、大きさや長さ、厚さを均一にするのに苦労しました」と学生らのメッセージが書かれていた。 洋菓子本科１年Ｂ組の学生らが作った「ひなまつり」と題した作品は、様々な技法で作った虎のお内裏様やお雛様などや、焼き菓子、生菓子などを組み合わせた作品。学生からのメッセージには「クラス全員が一丸となり仕上げた作品をご覧ください」とあった。 「パン体験」のコーナーは、来場者らにパン作りの体験をしてもらおうという企画で、学生の指導の下で、多くの来場者らが｢ベーグル」や「ゴマ・チーズナン」などの成形を行い、歓声を上げていた。 同校の授業で使用している大きなスペイン製石窯を使ってのパンの焼成実演も行われた。「胚芽とわかめパン」「くるみとチーズのパン」「あんぱん」などが焼き上げられ、低価格で来場者らに販売された。 一方、｢特選銘菓展示コーナー」では、茨城、群馬、栃木、埼玉の各県の銘菓を集めて展示していた。 このほかにも、学生らによるベーカリーカフェ、洋菓子喫茶、和菓子喫茶の運営や、パン、洋菓子、和菓子の製造実演など、様々な企画が行われ、多くの人で賑わっていた。 | |||||||||||||
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