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| 食のトレンドを追う/2010年3月号 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。
| 広がる「朝食」マーケット【前編】 「ソトアサ族」のためのユニークな朝食サービス | |
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ビジネスパーソンのスキルアップの勉強や、ヨガ・ランニングなどの運動、そして「婚活」などに、朝の時間帯を有効に活用する「朝活」がブーム。そんな朝型生活者や、忙しいビジネスマンたちの早朝時間帯を充実させる、さまざまな朝食サービスがある。
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| 老若男女が楽しめるユニークな朝の外食の数々 | |
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朝食といえば喫茶店のモーニングや牛丼チェーンの朝定食などが定番だったが、最近はちょっとユニークな朝食が出現してきている。
昨年10月に日比谷にオープンした卵かけご飯専門店「たまごん家」(夜は居酒屋になる)では、朝7時半からの朝食時間帯に、みそ汁と粒のりがセットになった卵かけご飯(305円)を提供している。しらすや明太子など別料金105円のトッピングもあり、安価でさまざまな卵かけご飯が楽しめる。 ファミリーレストランのCOCO’Sでは、和・洋の通常の朝食メニューに加え、650円の「ドリンクバーつき朝食ビュッフェ」が一部店舗で始まり、インターネット上でも多くの利用者にブログで紹介されるなど、話題になっている。 また、北欧家具や生活雑貨を扱う「IKEA」のレストランコーナーで提供されている99円のモーニングプレートもクチコミで話題となっている。 さらに、さっぱり味で小ぶりな「朝ラーメン」などもブームとなっている。 早朝に趣味や勉強などの活動を楽しむ「朝活」や、「めざましごはん」をスローガンとした行政による朝食摂取の推進活動なども背景となり、全国的に朝食や健康への注目が高まり、飲食業界でも朝の時間帯が重視されているようだ。そして、これらのサービスから、ビジネスマンのみならず、幅広い層が「ソトアサ族」として自宅外で朝食を楽しんでいることがうかがえる。 |


| 朝の身支度が整う。女性応援施設「Refresta」 | |||||||||||||
「メイクアップラウンジは、デートや約束のある夕方を中心に混み合うようです。クリスマス・イブの夕方には、利用者でいっぱいでしたよ(笑)」(森氏) また、朝の時間帯では、朝食メニューやコーヒーをカフェで頼み、メイクアップラウンジで身支度をして出掛ける人も多い。 カフェでは「ドリップコーヒーを楽 しんでもらう」というコンセプトで、注文ごとに1杯ずつ丁寧に、ハンドドリップでコーヒーをいれる。 「日本は、お茶や出汁など、水の中に素材のエキスを抽出する『出汁文化』。同じ方法でいれるドリップコーヒーは、 日本人の味覚に合うと思います」(森氏)と言うとおり、苦味や酸味が薄く、すっきりした飲みやすさ。朝の時間帯にもぴったりだ。 フード類はオープントーストがメイン。エビや生ハムなどリッチな具材がのっていたり、スイーツ風になっていたりと、食べごたえがある。朝食のメニューは3種類あり、コーヒー・トースト・サラダで400円からとリーズナブルだ。 「『仕事や育児に頑張る女性を応援する』をコンセプトに、移動中や待ち合わせなどのちょっとした時間でも、エキナカでより快適に心地よく過ごしていただきたい、というのがこの施設の目的です。特にベビー休憩室を利用されるお母さんたちからは、とても使いやすいという評価をいただいています」(森氏) どんな時間帯でも、どんな立場の女性でも有意義に利用でき、生活をより快適にしてくれる複合施設は、まさに「女性の駆け込み寺」という感じだ。 「朝食市場については、メディアも関心を持っていますし、多様な朝食サービスを行う飲食店が増えるのは、市場の拡大や消費者の健康のためにも、とてもよいことだと思います。朝の時間帯は、一度利便性を実感してもらえれば固定客になる可能性の高い手堅い部分。弊社も、より魅力的なサービスを提供していきます」と森氏。今後は、消費者のライフスタイルにきめ細かく入り込むようなサービスがより支持を集めるのだろうと思われた。(U) | |||||||||||||
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