健康志向の高まりで玄米、雑穀、野菜を配合したパンが人気 - ブランスリー電子版

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お店拝見/2009年10月号

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健康志向の高まりで玄米、雑穀、野菜を配合したパンが人気

近年の健康志向の高まりを受け、パンなどの小麦粉製品に玄米や雑穀、野菜が入った製品が増えている。このような高付加価値商品は、不況下でも消費者の購買意欲を掻き立てるとして今、注目を浴びている。



主婦、子育て経験者が開発したシフォンブレッド - さくら工房
笑顔の素敵なさくら工房の社員5名。「全員が食いしん坊」だというだけあって、日本各地の逸品探しに余念がない。中央は代表取締役の櫻井友子さん
米粉が20%入った生地の「シフォンブレッドサンド」はドリンクとセットで500円。「バジル」(左)はバジルブレッドシフォンにトマトやレタス、特製タルタルソースをサンド。「和みサンド」(右)はゆで鶏と胡麻油を効かせた高級国産海苔。「スパイシー」(奥)はカレーブレッドシフォンにカレー風味のゆで鶏とアボカドをサンド
 起業して一年になるさくら工房は、社長の櫻井友子さんをはじめ社員全員が女性。主婦、子育ての経験者だ。「安全でおいしいものを食べたい。しかしなかなかない。ならば自分達で探してみよう」と、「こんなのあったらいいのにな」をコンセプトに掲げ、主婦ならではの視点から商品を企画、販売。「家事と育児を両立しながら働く女性を応援したい」「一人暮らしの若者にしっかりと栄養のある食事を摂ってもらいたい」との思いから、タレやだし、ふりかけなどのオリジナルアイテムを揃えた。これらは、少し手を加えるだけで味にバリエーションを広げることのできる万能商品だ。
 「簡単で安価でおいしいものなら毎日続けられる。食生活を良くすることで丈夫な体を作ってもらいたい」と櫻井さん。同店の看板商品のシフォンは、冷凍庫で一カ月保存がきき、しばらく常温に置けばそのまま食べられる。主婦ならではの視点を生かし、利便性にもこだわった逸品だ。



玄米粉、野菜入りシフォンは朝食にぴったり
「ピロール米」(右)はラン藻の働きにより、地球環境に優しい農法(ピロール農法)で作ったこしひかり100%使用。「雑穀(黒米ブレンド)」(中央)は黒米、きび、ひえを入り。「雑穀(高きびブレンド)」(左)は高きび、アマランサス、あわ入り。どれも現代人が不足しがちな栄養がたっぷり入っている
ベジタブルシフォンは小松菜、人参、プチベール、よもぎ、かぼちゃ、レモンの6種類。それぞれ有機栽培のものをパウダー状にしたり、生のものをすり潰して使用している。プチベールは新潟県産で、ケールと芽キャベツを掛け合わせた栄養価の高い葉物野菜
カウンター席にはシフォンをはじめ万能だれや梅酢など、日本各地から厳選した素材で作ったオリジナルの逸品を並べて販売。試食や丁寧な説明により納得して購入できる
中目黒駅より徒歩5分の「新潟025」の店舗を昼間だけ借りて、6月から営業を開始
 「朝、時間がない、食欲がない、そんな時でも食べられて、栄養もしっかり摂れるもの」として考え、行き着いたのがシフォンと話す櫻井さん。一般にシフォンと言えば甘いおやつといったイメージだが、食事感覚で食べられるようにと、「ベジタブルシフォン」や「シフォンブレッド」を開発した。雑穀アドバイザー、持田怜美さんプロデュースの雑穀ブレンドや、挽き立て玄米粉、有機の小松菜や人参、注目野菜のプチベールなど、厳選した食材をふんだんに使用。それぞれの食材が優しい風味となり、食材そのものが苦手な人でも食べられる味わいだ。食感はふんわりとしているが、しっかりとした弾力があるので食べ応えは充分だ。
 同店は現在、正午から午後4時の昼間だけ、東京・中目黒にある新潟食材を使用したレストラン「新潟025」の店舗を借りて、「和み処」の名前で営業。付近にあるカフェやレストラン、目黒川の散策を楽しみに、若者から年配者まで幅広い客が集まる。また、デザイン事務所に勤務する人などが、色とりどりにシフォンを詰め合わせ、土産用に購入していくことも多いという。
 販売は同店舗のほかに、健康志向の強い人が多く集まるスパや、地域のイベントなどで行っている。また、カフェやリゾートホテルからの問い合わせが増えてきている。

SHOP DATA
会社名 さくら工房
店名 和み処
住所 東京都目黒区青葉台1-18-14アークハウス青葉台1階(新潟025店内)
電話 03-5856-0250
営業時間 午前12時〜午後4時
WEB http://www.sakura-factory.jp/ 



熱烈なファンを獲得。玄米使用のパン - MealMUJ有楽町
「MealMUJI有楽町」の店内。食パンや菓子パン、サンドイッチなどアイテム数は約60とバラエティ豊富
野菜がメインの豊富に揃うデリから3〜4品選ぶ「選べるデリセット」には「玄米ロール」がセットにつく
「玄米ロール」(100円)
自宅用に人気の「玄米パン」(360円、ハーフは180円)は予約が入る一品
 オフィスや商業施設が立ち並び、連日多くの人が訪れる有楽町駅前に構えるMealMUJI有楽町(良品計画)では、玄米を使用したパンが根強い人気だ。素材を生かした食事という意味の「素の食」をコンセプトに、01年のオープン時より販売。
 「玄米が入っていることで香りがよく、食感が軽いのが特徴。幅広い年齢層のお客様に人気」と今井マネージャー。「初めて食べたとき、食感のよさに驚いた」と、週に二、三度求めにくる常連客や、友人同士で来店し、一本を皆で分け合って食べるのを楽しみにしている人もいるという。
 同店は昼時になると140席あるカフェスペースが満席となり、20人以上が列をなす。「玄米ロール」(100円)は人気メニューの「選べるデリ」(780円)とセットとしても提供。
 オフィスや商業施設が立ち並び、連日多くの人が訪れる有楽町駅前に構えるMealMUJI有楽町(良品計画)では、玄米を使用したパンが根強い人気だ。素材を生かした食事という意味の“素の食”をコンセプトに、01年のオープン時より販売。
 「玄米が入っていることで香りがよく、食感が軽いのが特徴。幅広い年齢層のお客様に人気」と今井マネージャー。「初めて食べたとき、食感のよさに驚いた」と、週に23度求めにくる常連客や、友人同士で来店し、1本を皆で分け合って食べるのを楽しみにしている方もいるという。
 同店は昼時になると140席あるカフェスペースが満席となり、20人以上が列をなす。「玄米ロール」(100円)は人気メニューの「選べるデリ」(780円)とセットとしても提供。



玄米をもっと手軽に。玄米粉入り味噌パン-トータル企画
7つ入りで日持ちもするので常備食としても便利な「玄米味噌パン」350円(左)。玄米君を100%使用した「玄米めん」630円(右)は小麦アレルギーの人にも好評の品。弾力とコシがあり、鍋ものに入れるとだしが染みておいしい
玄米がまるごと粉末状になって入っているので、玄米の栄養素を効果的に採れる「玄米味噌パン」。しっとりとした食感で食べやすい
 健康によいとされているが、調理に手間がかかることなどで敬遠されがちな玄米。青森玄米粉食普及会代表でトータル企画社長の須崎秀則さんは、もっと手軽に食べてもらえないかと、玄米をまるごと粉末にした「玄米君」(500グラムで1500円)を開発した。玄米は生のまま粉にすると酸化してしまうので、あらかじめ焙煎しておく。こうすることで、酸化を防ぐだけでなく、香ばしさも加わる。また、極めの細かい粉末状なので、味噌汁に加えたり、天ぷらの衣やホットケーキの小麦粉代わりなど、応用範囲は幅広い。「健康に良いだけじゃなく、おいしく、毎日飽きずに食べてもらいたい。消化吸収も良いのでお年寄りや赤ちゃんにも向く」と須崎さん。
 「玄米味噌パン」は子どもにも玄米を身近な食べものとしてもらえるよう、
3年前に考案。さらに今年の6月、誰にでも食べやすいよう、生地をよりソフトな食感にした玄米味噌パンの新製品を作った。一口サイズなので手頃感があり、ソフトな食感と甘めの生地がおやつに最適な菓子パンだ。また、玄米の香ばしさに加え、味噌の風味の懐かしい味わいが、最近では中高年にも人気が出てきている。
 製造は、古くから味噌パンを作っているパン屋に委託。今後も地元名物の南部せんべいに、3割の配合で加えるなど、玄米君の使用の幅を広げていくという。
 健康によいとされているが、調理に手間がかかることなどで敬遠されがちな玄米。青森玄米粉食普及会代表でトータル企画代表取締役の須崎秀則さんは、もっと手軽に食べてもらえないかと、玄米をまるごと粉末にした「玄米君」(500gで1500円)を開発した。玄米は生のまま粉にすると酸化してしまうので、あらかじめ焙煎しておく。こうすることで、酸化を防ぐだけでなく、香ばしいさも加わる。また、極めの細かい粉末状なので、味噌汁に加えたり、天ぷらの衣やホットケーキの小麦粉代わりなど、応用範囲は幅広い。「健康に良いだけじゃなく、おいしく、毎日飽きずに食べてもらいたい。消化吸収も良いのでお年寄りや赤ちゃんにも向く」と須崎さん。
「玄米味噌パン」は子どもにも玄米を身近な食べものとしてもらえるよう、3年前に考案。さらに今年の6月、誰にでも食べやすいよう、生地をよりソフトな食感にした新製品を作った。一口サイズなので手頃感があり、ソフトな食感と甘めの生地がおやつに最適な菓子パンだ。また、玄米の香ばしさに加え、味噌の風味の懐かしい味わいが、最近では中高年にも人気が出てきている。製造は、古くから味噌パンを作っているパン屋に委託。今後も地元名物の南部せんべいに、3割の配合で加えるなど、玄米君の使用の幅を広げていくという。

原価計算女王
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