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| お店拝見/2009年9月号 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。

| 要望に応えて、腕を磨く | |||||||||||||
ハード系が充実している理由は、戸口氏の技術力ばかりではなく、日々のレストランとの付き合いにもあるようだ。毎日卸すレストランは8軒。それぞれに個性的なパンを求められるという。例えばイタリアンレストランのイル・ギオットーネは、季節ごとにその時期に相応しい料理を提供する。そのため、その料理に合ったパンを要望してくる。これに応えるために、季節ごとのパン作りも心掛けるようになった。 イタリアンレストランに必要なのはイタリアらしさ。ここ京都では、地元の食材にこだわってイタリアらしさを追求する。つまり、地産地消である。京の食材によるイタリア料理。それに相応しいパン。ますます腕が磨かれそうである。 レストランとの付き合いは大変だ。葵橋店(京都市上京区出町通り今出川上る貴龍町204、電話075‐223‐5400、月曜定休)が出店するまでは、休みなしに製品を作っていたが、今は本店と交互に作るようになった。レストランで食べたパンが欲しいと求めてくる客のことを考えると、こうした苦労も吹き飛んでしまい、パン作りの大切さを知る毎日であるようだ。 | |||||||||||||

| こだわりの製品作りで不況にカツ | |
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ルークを支えるのは客やシェフ、つまり人である。それを取り持つのが毎日焼き上がる製品群だ。一番人気は紅茶葉の天然酵母を使用した「林檎の紅茶パン」(200円)。アールグレイの茶葉を自家培養した酵母菌を使い、長時間発酵して焼き上げた、小麦の旨味が活きた製品だ。青森県産のリンゴを刻んで入れている。子供から高齢者まで評判だ。お土産用としても活躍しているようだ。食パンの最新作でおすすめなのが、「ま四角食パン」(260円)。牛乳、バター、卵をたっぷり使った濃厚さが人気。毎日完売している。リピーターも多いとか。安定した人気商品である「カリフォルニア宇治」(180円)は、前記のコンテストでテクニカル賞を受賞したもの。ライ麦ベースの天然酵母を使用している。クルミとの相性も良い。「豆乳食パン」(360円)は、丹波産オオツル大豆から作った豆乳と徳島県なると産のミネラルたっぷりの自然海塩を使用。植物性材料にこだわったヘルシーな無添加食パン。イル・ギオットーネご用達のパンもある。「バゲット」(290円)と「バタール」(280円)、それに「アルプル」(380円)。アルブルにはドライフルーツが入っており、チーズやワインのお供にピッタリ。
戸口氏は「不況の影響はうけていません」と語る。来店客は増えているという。1日に180〜200人がルークを訪れる。日々の努力が繁盛店へとつながっているのであろう。 |

| SHOP DATA
店名 ブランジュリ ルーク
住所 京都府京都市下京区西洞院通り七条上る福本町422-2 電話 075-361-6789 営業時間 午前7時〜午後6時30分 定休日 木曜日 品揃え 約120品目 店舗面積 厨房約18坪、販売スペース約4坪 スタッフ 製造3人、販売1人 日商 約17万円(レストランへの卸3万円を含む) |
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