記事の閲覧
| <<戻る | 写真をクリックすると拡大写真が見られます。 |
| お店拝見/2009年11月号 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。

| 村直伝のレシピがヒントにエシレバターを味わう | ||||||||||
クロワッサンの成型は、10度に温度設定された厨房で行う。エシレバターの配合が50%とリッチな「クロワッサン・エシレ50%ブール」(399円)は、中心に10 gのスティック状のエシレバターを巻き込み、シート(受け皿)に乗せて焼成。巻き込んだバターは焼成時、生地からシートに溶け出すが、出来上がりの頃には再度生地に吸収される。そのため、カットした断面の中心には溶け出したバターの穴があり、生地の下部の方ほどエシレバターが濃厚になっており、リッチな味わいが楽しめる。 「ショソン・ナポリタン」(630円)はザクザクとした食感と「食べたときに一度に噛み切れる一体感」のある生地にするため、バターを外側にして生地を重ねて巻き込む。「エシレバターは水分量が低いため、べとつかないので作業がしやすく、きれいな層に成型できる」と大亀氏。エシレバターの風味や特性が作業工程にも生かされている。 「フィナンシェ・エシレ」などの焼き菓子の焼き色は濃い目。小麦一粒一粒のうまみをしっかりと引き出すため、しっかりと焼きこむ必要があるからだ。また、蜂蜜やナッツ類などは加えないことで、エシレバターの風味を生かしている。焼き菓子は通常日持ちがするものだが、脱酸素財などは利用せず作り立てを販売。3日間はおいしく食べられるが、焼き上がり後2時間ほどは外側がかりっとした食感で、また絶品だという。 | ||||||||||

| エシレバターは村の自然と伝統の賜物 | ||||||||||
エシレバターを生産しているのは、一企業ではなくエシレ村の酪農共同組合。1894年より製造を始め、木製チャーンを使って練り上げるという伝統的製法を現在まで守り抜いている。発酵に必要な乳酸菌も代々受け継がれてきたもので、作業工程に使う水も、村の地下水を変わらず使い続けている。こうして作られたエシレバターは、いわばエシレ村の自然の恵みだ。 同店オープン前の準備期間中、村の酪農共同組合のエシレバター製造者が視察に訪れ、「自分たちの作ったバターが日本で喜んでもらえればうれしい」と話したという。片岡物産マーケティング本部部長の嶋田哲治氏は「東京のこの地はエシレバターの知名度を上げるにふさわしい。また、話題性だけではなく、長く愛される商品を提供し続けてPRを図っていきたい」と語った。 | ||||||||||

| SHOP DATA
店名エシレ・メゾン デュ ブール
住所東京都千代田区丸の内2-6-1 丸の内ブリックスクエア1F 電話03-6269-9840 営業時間午前10時〜午後8時 品揃えクロワッサン3種、ヴィエノワズリ6種、焼き菓子やケーキなど約10種類 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。

















