記事の閲覧
| <<戻る | 写真をクリックすると拡大写真が見られます。
|
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。
| 目標に向かいスタッフ全員が団結 - クーロンヌ龍ヶ崎たつのこ山 |
 ベーコンとオニオン、さらにブラック、ホワイト、グリーン、ピンクの4種類の胡椒をブレンドしたものを練り込んだ、ビールのつまみに最適な「パン・オ・ポワブル」(180円)  入り口から正面の位置には、大きな石窯が、売り場を向いた状態で設置されている  700坪の敷地に40台収容の駐車場を完備。店舗の外観は、暖色系の温かいイメージを演出  人気商品のひとつ「シナモンアップル」(250円) クーロンヌ龍ヶ崎たつのこ山は、敷地面積700坪、40台収容の駐車場完備の大型ベーカリーだ。同ベーカリーを運営するクーロンヌジャポンの鹿野大介マネージャーは「お客様に、ただパンを買って帰っていただくのではなく、感動して帰っていただくのが、私たちの目標です」と話す。 面している大きな通りから敷地内に入り、中庭のようなスペースを通って、入り口を開けると、まるでパンのテーマパークのような世界が広がる。中央に大きな平台があって、客らは入り口からすぐ左へ進み、左手にパンの陳列棚を見ながら、時計回りに平台の周りを1周して、入り口近くのレジに戻ってくるというシンプルな客道線だ。 入り口から正面の位置には、大きな石窯が、売り場を向いた状態で設置されていて、主にハード系のパンを焼いている。そのすぐ前には、石窯で焼いたパンの陳列コーナーがある。店内の客にとっては「パンの焼成実演」のような格好になっている。 店内の活気は、熟考されたこうした窯や什器などの配置効果に、そこで働く従業員のチームワークの取れたてきぱきとした身のこなしが加わって、初めて実現される。少し照明を落とした店内の雰囲気も相まって、パンのミュージカルを見に来たかのような錯覚に陥る。 「目標に向かって皆が一丸となれる仲間意識が大事なんです」と鹿野マネージャーは言った。 同ベーカリーでは、経験の浅いスタッフ1人に、より経験を積んだスタッフ1人が世話役兼指導役のような形で付いて、様々な課題を決めて、仕事をしながらマンツーマンでの指導を行う。1日ごとに課題がどの程度達成できたかを記録するノートがあって、経験の浅いスタッフは、自己採点して書き込み、それを世話役兼指導役のスタッフに渡してチェックしてもらう、という作業をずっと行ってきた。週末には、全体のミーティングを開き、全体としての目標達成度を確認し合う。 こうした作業を続けていくうちに、スタッフどうしの信頼感や連帯感が自然と生まれてくるのだという。 鹿野マネージャーの「入社した当初は、ゆくゆくは独立して自分の店を持ちたいと思っていましたが、今は、ずっとここで働いていくのもいいなと思っているんです」という言葉には、従業員を家族のように温かく扱い、その団結力で、地域の人たちに貢献していくという、同ベーカリーの経営理念が垣間見える。
|

| 数多くの個性的なパンが所狭しと並ぶ |
 ルヴァンリキッドを配合して深い味わいを出した「バタール」(220円)  店舗の前の広場には、花壇などが配され、リラックスできる雰囲気だ  売り場は40坪ほどの広さで、深みのある木目調のイメージだ  長時間煮込んだ自家製カレーフィリングを包んで揚げた「極上本熟カレーパン」(160円)  アスパラとベーコンを巻いた「アスパラベーコンのクロワッサン」(150円) クーロンヌ龍ヶ崎たつのこ山の人気商品のひとつは「バタール」(220円)だ。ルヴァンリキッドを配合して深い味わいを出している。ゲランドの塩を使用。 この他にも数多くの個性豊かな商品が目白押しだ。 「パン・オ・ポワブル」(180円)は、ベーコンとオニオン、さらにブラック、ホワイト、グリーン、ピンクの4種類の胡椒をブレンドしたものを練り込んだ、ビールのつまみに最適なパンだ。同ベーカリーオリジナルの石臼挽きライ麦粉が30%入ったカンパーニュの生地を使用している。 「ブルーベリーブレッド」(500円)は、ブルーベリーをたっぷりと巻き込んだ生地をワンローフ型で焼き上げた商品。パン生地は生クリームを練り込むなどして、リッチな配合になっている。 「極上本熟カレーパン」(160円)は、長時間煮込んだ自家製カレーフィリングを包んで揚げた商品で、多い時は1日500個以上売れる人気商品だ。1日に何回も揚げて出すことで、揚げたての新鮮さを強烈にアピールしている。 このほか、イカ墨を練り込んだフランスパンに、かねふくの辛子明太子を塗った「いかすみめんたいフランス」(200円)、ラウンド型で焼成した「シナモンアップル」(250円)など、個性豊かな商品が並んでいる。
|

| 常に新たなチャレンジを忘れない |
 ブルーベリーをたっぷりと巻き込んだ生地をワンローフ型で焼き上げた「ブルーベリーブレッド」(500円)  かねふくの辛子明太子使用の「いかすみめんたいフランス」(200円)  多くの人で賑わう店内。レジには行列ができていた  鹿野大介マネージャーは、龍ヶ崎たつのこ山のほかにも、クーロンヌの店舗数店を担当している  クーロンヌ龍ヶ崎たつのこ山店長の岡崎幸二さん クーロンヌ龍ヶ崎たつのこ山は、クーロンヌジャポン(田島浩太社長)の6つ目の店舗で、昨年10月にオープンした。 鹿野マネージャーは「新しい店を出すときには、それまでの経験とノウハウを生かすと同時に、それまではやっていなかった新しい試みを必ず盛り込むようにしています。ここでは新たな挑戦として、パン教室を開ける会場を作ったんです。小さなベーカリー1軒分ぐらいの製造能力を備えてます」と話す。 地域の小学校や子供会などから依頼を受けて、パン教室を開いているという。パン教室がないときは、ベーカリーの補助的な生産設備としても使われるという。 鹿野マネージャーは「クーロンヌを通して従業員のお役に立ち、地域の人々のお役に立ち、パン業界のお役に立つ人間になりたいと思っています」と目を輝かせた。
|

SHOP DATA
店名 クーロンヌ龍ヶ崎たつのこ山 住所 茨城県龍ヶ崎市松ヶ丘2-1-4 電話 0297-61-1233 営業時間 午前6時30分〜午後7時 定休日 月曜日 品揃え 約100品目 店舗面積 厨房約40坪、販売スペース約40坪、敷地面積約700坪 スタッフ 製造30人(社員7人)、販売20人(社員2人) 日商 平日約60万円、土日祝約100万円
|
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。