特選実習セミナー2008 - ブランスリー電子版

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講習会/2008年9月号

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特選実習セミナー2008

講師を務めた伊藤常至パン科教師
東京製菓学校が7月23、24の両日、東京・新宿区の同校で開催した。「天然酵母を使用したパン作りとそのパンの個性に合ったフィリング作り」がテーマ。講師は、同校パン科教師の伊藤常至氏が務めた。「酒種あんぱん」「栗粉のパン」「全粒粉のパン」など消費者の健康志向やグルメ志向に対応した5品目の製造実演を行った。およそ40人が熱心に受講した。



酒種あんぱん



写真1


写真2


写真3
自家製の酒種を使用したあんパン。包あんの方法が独特。

【中種配合%】
強力粉‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥50
▼酒種‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥12
砂糖‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥10
水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥16
【工程】
ミキシング‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥L3分M1分
捏ね上げ温度‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥28度C
フロアタイム‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥8時間
【本捏配合%】
強力粉‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥50
砂糖‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥20
食塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥0・6
バター‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1
全卵‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥19
水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥12
【工程】
ミキシング‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥L3分M2分
捏ね上げ温度‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥28度C
フロアタイム‥‥‥‥‥‥‥‥‥4〜6時間
分割‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥30グラム
ベンチタイム‥‥‥‥‥‥‥45分〜1時間
成形‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥こしあん、または粒あんを包み、天板に並べる(生地のガスを抜かないように包あんする=写真1、写真2)
ホイロ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥38度C85%2時間(1時間の程度の時点で、上面の中央を指で押して、くぼみを作る=写真3)
焼成‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥220度C8〜9分
▼酒種
【一番種配合グラム】
米‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥400
ご飯‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥35
にごり酒‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥少量
水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥500
【工程】
28度Cで48時間発酵させる
【二番種配合グラム】
ご飯‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥375
麹‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥30
一番種の絞り液‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥210
【工程】
28度Cで24時間発酵させる
【三番種配合グラム】
ご飯‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥400
麹‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥20
二番種‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥20
水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥230
【工程】
28度Cで24時間発酵させる



栗粉のパン



写真4


写真5


写真6
栗の粉を25%配合。栗の甘露煮、ドライりんごなども練り込む。

【配合%】
フランスパン用粉‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥75
栗の粉‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥25
インスタントドライイースト‥‥‥‥‥‥0・3
▼ルバンリキッド‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥25
食塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥2・1
ナツメグ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥0・1
シナモン‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥0・5
レモンの皮‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1個分
水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥62
栗の甘露煮‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥25
ドライりんごダイス‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥20
くるみ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥10
【工程】
ミキシング‥‥‥‥‥‥L3分M5分(皮生地用に一部の生地を取り分けたあと、栗の甘露煮、ドライりんごダイス、くるみ投入)L1分M1分
捏ね上げ温度‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥26度C
フロアタイム‥‥‥‥‥1時間(パンチ)30分
分割‥‥‥‥‥‥‥‥130グラム、皮生地30グラム
ベンチタイム‥‥‥‥‥‥‥‥‥15〜20分
成形‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥(1)三角形のおにぎりのような形に成形し、皮生地で包む(写真4、写真5)(2)底の部分を湿らせ、ケシの実をつけて天板に並べる(写真6)
ホイロ‥‥28度C80%1時間〜1時間10分
焼成‥200度C25〜30分(スチーム少量注入)



全粒粉のパン



写真7


焼きカレーパン


写真8


写真9


写真10
全粒粉の生地を使った焼きカレーパンと山型食パン。

【配合%】
全粒粉‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥40
強力粉‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥60
生イースト‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1・8
▼ルバンリキッド‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥30
食塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥2
ショートニング‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥6
はちみつ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥8
水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥62〜64
【工程】
ミキシング‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥L3分M3分(ショートニング投入)L2分M5分MH2分
捏ね上げ温度‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥27度C
フロアタイム‥‥‥‥‥1時間(パンチ)30分
分割‥‥‥‥‥‥‥‥‥260グラム×2、60グラム
ベンチタイム‥‥‥‥‥‥‥‥‥15〜20分
成形A(260グラム分割生地)‥‥‥‥‥‥‥‥
‥丸め直して食型に2つ並べて入れる(写真7)
成形B(60グラム分割生地)‥‥(1)麺棒で楕円形にのばして▼カレーフィリングをのせ、パプリカ、オクラ、なすをのせて、生地を折り返して包む(写真8)(2)[1]を麺棒で平らにする(写真9)(3)[2]の片面を湿らせ、パン粉をつけて、パン粉をつけた面を上にして天板に並べる(写真10)
ホイロ‥‥‥‥38度C80%1時間〜1時間10分(山型食パン)、45〜50分(焼きカレーパン)
焼成‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥220度C30〜35分(山型食パン)、17〜18分(焼きカレーパン)
▼カレーフィリング
【材料グラム】
オリーブオイル‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥30
ローストオニオン‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥400
豚粗挽き肉‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥500
カレー粉‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥5
ブイヨン‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥400cc
コリアンダー‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1
ローリエ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1枚
クミン‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥3
カルダモン‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥1
シナモン‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥3
キャラウェイ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥3
カレールー‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥200
食塩‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥少々
【作り方】(1)鍋にオリーブオイルを入れ、ローストオニオンを炒める(2)豚粗挽き肉とカレー粉を入れてさらに炒め、ブイヨンを加える(3)コリアンダー、ローリエなどの香辛料を加えて煮込む(4)カレールーを加えて、さらに塩を加えて味を調整する



▼ルバンリキッド

■1日目
【配合グラム】
石臼挽き粉‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥50
水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥50
【工程】
よく混ぜ合わせて、25度Cで24時間発酵させる
■2日目
【配合グラム】
石臼挽き粉‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥100
水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥100
1日目の種‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥全量
【工程】
よく混ぜ合わせて、25度Cで24時間発酵させる
■3日目
【配合グラム】
石臼挽き粉‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥200
水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥200
2日目の種‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥全量
【工程】
よく混ぜ合わせて、15度Cで24時間発酵させる
■4日目
【配合グラム】
フランスパン用粉‥‥‥‥‥‥‥‥400
水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥400
3日目の種‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥全量
【工程】
よく混ぜ合わせて、15度Cで24時間発酵させる
■5日目
【配合グラム】
フランスパン用粉‥‥‥‥‥‥‥‥800
水‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥800
4日目の種‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥全量
【工程】
よく混ぜ合わせて、15度Cで24時間発酵させる

原価計算女王
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