リニューアルして大きく躍進 - ラ・セン・デ・レーヴ ベル - ブランスリー電子版

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お店拝見/2008年6月号

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リニューアルして大きく躍進 - ラ・セン・デ・レーヴ ベル

ラ・セン・デ・レーヴ ベルは、比較的大きな通り沿いで、東葉高速鉄道の高架線の下にある。
住所:千葉県八千代市ゆりのき台1-31
電話:047-406-3801
営業時間:午前9時〜午後7時
定休日:日曜日、祝祭日



自然体でパンを作っていきたい

通りに面した側に3段の陳列棚がある。


売り場は約4坪。取材中客が絶えることはなかった。


オーナーの鈴木清剛さん(右)と店長の鈴木孝栄さん(左)


八千代市産の有機栽培のトマトと、ハンバーグなどをサンドした「新鮮トマトのハンバーガー」


ホイップクリームとメープルシロップをサンドした「メープル&ホイップ」
 「前の店に比べたら、5倍すばらしい店ですね」
 記者がそういうと、「たった5倍ですか?50倍でしょ」と鈴木清剛オーナーは嬉しそうに話した。
 5月8日、千葉県八千代市にリニューアルオープンした「ラ・セン・デ・レーヴ ベル」は、事実、大繁盛していた。
 売り場は約4坪。オープン初日の売上は42万円。2日目は45万円。
 「想定外の忙しさで、嬉しい悲鳴を上げています」と、鈴木さんの長男で、店長の鈴木孝栄さんはいった。
 リニューアルオープンの前は、千葉県船橋市に店を構えていた。当時は、使用する粉はすべて内麦粉で、酵母はホシノ酵母を使用。「安心で安全なパン」を強く打ち出していた。
 今もそのコンセプトに変わりはないが、鈴木オーナーは、あるときふと思った。
 「あまりにも、安心安全に縛られてはいないか。安心安全は、当たり前のことなのだから、もう少し、自然体でパン作りが出来ないか」と。
 キーワードは、「顧客がおいしいといって購入してくれるパン」だった。
 内麦粉も、おいしいパンが出来るから使う。ホシノ酵母もおいしいパンが出来るから使う。外麦も使うようになった。すべては顧客がおいしいといって購入してくれるパンを作るためだ。
 「本質は変わっていません。表現の仕方が少し進化しただけなんです」(鈴木オーナー)



小学校が新設されるほど人口が増加

内麦のハルユタカと、ホシノぶどう酵母を使用した山型タイプの「匠食パン」


ラズベリー、ブルーベリー、苺をトッピングした「ミックスベリー」(208円)


ソフトな食感が人気になっている「カンパーニュ」


マスクメロンフレーバーのビス生地をかぶせて焼成した「マスクメロンパン」


焼成前の生地にクープを入れる店長の鈴木孝栄さん。厨房は約20坪と広い。
 ラ・セン・デ・レーヴ ベルは、東葉高速鉄道・八千代中央駅から徒歩約5分の比較的広い通り沿いにある。東葉高速鉄道は全線が高架線か地下を走っていて、高架線の下の土地を有効利用しようという東葉高速鉄道の方針があった。鈴木オーナーは、東葉高速鉄道が用意してくれた店舗を借りる形で、開店した。
 客単価は、1000円と高い。
「4年ぐらい前から、物件を探していました。八千代中央がいいとずっと思っていました。真向かいにある小学校は、1年前にできました。いまどき新しい小学校が出来るなんて珍しいですよね。この場所は、それぐらい、人口が増えているんです」(鈴木オーナー)
 パンの品揃えは、およそ50品目。通年の平均日商が25万円ぐらいに落ち着けばいいと考えているという。
 「人気商品は」の質問に、鈴木孝栄店長が真っ先にあげたのは「メープル&ホイップ」(162円)という商品。デニッシュ生地を3角形に折り返した状態で焼成し、焼き上がったら、重ねた部分をはがして、ホイップクリームとメープルシロップをサンドし、粉糖をふって仕上げる。1日100個以上売れる人気商品だ。
 「匠食パン」(1斤294円)も人気がある。内麦のハルユタカと、ホシノぶどう酵母を使用した山型タイプの食パンで、雑味のないすっきりとした味が特徴だ。
 「カンパーニュ」(368円)は、レーズンを練り込んで、なまこ形に成形して焼成。ソフトな食感が人気になっているという。
 「マスクメロンパン」(150円)は、マスクメロンフレーバーのビス生地をかぶせて焼成。中には、カスタードクリームを注入してある。
 「新鮮トマトのハンバーガー」(323円)は、トマトとハンバーグなどをサンドした調理パンで、トマトは、八千代市産の有機栽培のものを使っている。
 「調理パンは、ご飯と食べてもおいしい具材を使うことがコツです」(鈴木オーナー)



押し付けではないおいしさ

取材メモ 「お客様がおいしいといって購入していただけるパン」と鈴木清剛オーナーは言った。「安全・安心の考えが、お客様にとって押し付けになってはならないと思うんです」とも言った。同ベーカリーは、リニューアルオープンするに当たって、パンの原材料や製法について、再検討した。その際に、それまでは使用していなかった原材料も使用することを決めたという。ほんの少しだけ思考回路を修正しただけだったが、出てきた結果の差は、予想以上に大きかった。



原価計算女王
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