レーズン種のパンや焼き菓子を紹介 - 2003カリフォルニア・レーズンベーキングセミナー - ブランスリー電子版

2026年10月21日に公表されたPHPの脆弱性(CVE-2026-109618、CVE-2026-109619)については、いずれも対策を完了しています。

ブランスリーアーカイブ(創刊号からの全記事)
記事の閲覧
<<戻る写真をクリックすると拡大写真が見られます。
講習会/2003年11月号

2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。


レーズン種のパンや焼き菓子を紹介 - 2003カリフォルニア・レーズンベーキングセミナー

講習会には大勢の人が参加した
 レーズン種を使用した様々なパンや焼き菓子を紹介した。食感と味に工夫を凝らした特徴ある製品が多かった。
 特に焼き菓子類は、ベーカリーの本領を発揮できる製品が目立った。講師は日清製粉の横井聡・営業本部ソリューションセンターテクニカルチーム主査が務めた。

講師=横井聡氏(日清製粉営業本部ソリューションセンターテクニカルチーム主査)、
主催=カリフォルニア・レーズン協会(東京都千代田区飯田橋1-5-9精文館ビル5階、電話03−3221−6410)
開催日=10月1日、2日
場所=日清製粉加工技術センター(東京都中央区)



キャラメルレーズンケーキ

キャラメルレーズンケーキ

▼キャラメル
【配合%】
グラニュー糖 40
生クリーム 35
バター 10

【作り方】
(1)グラニュー糖10%を手鍋に入れて加熱し、溶かす
(2)[1]にさらにグラニュー糖10%を加え、加熱して溶かす
(3)[2]にさらにグラニュー糖10%を加え、加熱して溶かす
(4)[3]にさらにグラニュー糖10%を加え、加熱して、グツグツとして茶色になったら、火を止めて、沸騰させた生クリームを一気に流し込み、混ぜ合わせる
(5)[4]にバターを加え、混ぜ合わせる
 しっとりとした食感が特徴。たっぷりと練り込んだキャラメルが、独特の風味を醸し出す。
【配合%】
薄力粉(バイオレット) 70
強力粉(カメリヤ) 30
ベーキングパウダー 2
バター 45
砂糖 50
食塩 0・3
全卵 45
▼キャラメル 70
洋ナシ(ダイス状) 40
ラム酒漬けレーズン 60

【工程】
(1)バター、砂糖、食塩を混ぜ合わせ、しっかりと練って、クリーム状にする(ビーター使用)
(2)[1]に全卵を何回かに分けて加えながら、混ぜ合わせる(この時点で生地比重0・75〜0・78)
(3)[2]に▼キャラメルを加え、混ぜ合わせる
(4)薄力粉、強力粉、ベーキングパウダーを混ぜ合わせてふるいにかけ、[3]に加えて混ぜ合わせる
(5)[4]にラム酒漬けレーズンと洋ナシを加えて、混ぜ合わせる
(6)型に紙カップを敷いて、生地180グラムを流し込み、上面を平らにする
(7)スライスした洋ナシとレーズンをトッピングして、180度Cのオーブンで約35分焼成する

 ※生地が分離しやすいので、全卵を2回ぐらい加えた時点で、小麦粉を少し加えると生地が分離しにくくなる。



あんぱん

あんぱん
 レーズン種で作るリッチな配合のあんぱん。
 【配合%】
強力粉(スーパーキング) 70
フランスパン用粉(リスドォル) 30
▼レーズン液種 10
生イースト 0・02
モルトシロップ 0・3
食塩 1
砂糖 23
脱脂粉乳 3
全卵 20
バター 20
水 44

【工程】
ミキシング L3分H6分(バター投入)M2分H5分、
捏ね上げ温度 26〜27度C、
1次発酵 27度C18〜20時間(パンチ)1時間〜2時間、
分割 25グラム、
ベンチタイム 27度C75%40分〜2時間、
成形 こしあん20グラムを包む。
ホイロ 38度C80%1時間30分〜2時間、
焼成 上火210度C下火180度C10分

 ※下火は抑え気味にする。
 ※ホイロ後、塗りたまごをしてけしの実などをトッピングする。



カレンズ・オレンジ・クリームスコーン

生地を直径21センチ程度の円盤状にのばして、10等分。


牛乳を塗り、アーモンドスライスとグラニュー糖をトッピングする。


カットしてトッピングを施したら天板に並べる。

カレンズ・オレンジ・クリームスコーン

 独特の食感が特徴のスコーン。「パンでもなくケーキでもなく、もこもこはしていなくて、口溶けがいい」といった感じ。
【配合%】
薄力粉(セイヴァリー) 100
砂糖 40
食塩 0・7
生クリーム 90
▼レーズンスターター 30
カレンズ 40
オレンジピール 10
イスパタ(膨張剤) 3

【工程】
(1)砂糖と食塩をすり合わせる(フック使用)
(2)[1]に生クリームを加えすり合わせる
(3)[2]に▼レーズンスターターを加え、すり合わせる(ヨーグルトのような感じになる)
(4)[3]にレーズン、オレンジピールを加えて混ぜ合わせる
(5)[4]に、ふるいにかけた薄力粉とイスパタを加え、軽く混ぜ合わせる
(6)生地を600グラムずつに分割し、丸めて冷蔵庫で一晩熟成させる
(7)[6]を直径21センチの円形に成形して10等分し、牛乳を塗り、アーモンドスライスとグラニュー糖をトッピングする
(8)200度Cのオーブンで20分程度焼成。

カリフォルニア・レーズン種

仕込んだ当日のもの(左)と4〜5日たった状態のもの(右)。


レーズン粒種
【配合%】
水(30度C) 100
カリフォルニア・レーズン 30〜50
上白糖 15
はちみつ 10
モルトシロップ 1

【作り方】
(1)全材料を深めの容器にいれ、均一に攪拌し、ビニール袋をかける
(2)27度C75%の発酵室で4〜5日発酵させる(容器は水でよく洗って使用。1日2〜3回攪拌する)
(3)レーズンの粒と液を分けて、液をレーズン液種とする(冷蔵で1カ月程度保存可能)
(4)レーズンの粒はジューザーなどで細かくしてレーズン粒種とする(冷蔵庫で保存)

 ※カリフォルニア・レーズン種の配合に、レーズンの液種を5%程度加えると、2〜3日で新たなレーズン種ができる。

レーズンスターター

使える状態になったレーズンスターター
▼1次スターター
【配合%】
レーズン液種 10
水 35
フランスパン用粉(リスドォル) 55

【作り方】
(1)レーズン液種と水を混ぜ合わせ、フランスパン用粉を加えて混ぜ合わせる
(2)[1]を24時間発酵させる

▼2次スターター
【配合%】
1次スターター 100
水 45
フランスパン用粉(リスドォル) 55

【作り方】
(1)1次スターターと水を混ぜ合わせ、フランスパン用粉を加えて混ぜ合わせる
(2)[1]を12時間発酵させる

▼3次スターター
【配合%】
2次スターター 100
水 45
フランスパン用粉(リスドォル) 55

【作り方】
(1)2次スターターと水を混ぜ合わせ、フランスパン用粉を加えて混ぜ合わせる
(2)[1]を12時間発酵させる

 ※同じ工程をさらに繰り返して、4次から5次スターターぐらいの段階で、レーズンスターターとする(冷蔵庫に保存)

原価計算女王
原価計算女王
レーズンブレッド

レーズンブレッド
 レーズンの粒種で作るレーズンブレッド。レーズンコンセントレートも配合する。
【配合%】
強力粉(スーパーキング) 100
生イースト 2・5
イーストフード 0・05
レーズン粒種 5
食塩 1・8
ブラウンシュガー 3
脱脂粉乳 2
レーズンコンセントレート 6
マーガリン 6
水 70
レーズン 40

【工程】
ミキシング L3分H5分(マーガリン投入)M8分(レーズン投入)M2分、
捏ね上げ温度 26〜27度C、
1次発酵 27度C75%1時間(パンチ)20分、
分割 240グラム×2、
ベンチタイム 20〜30分、
成形 手丸め(ワンローフ型=容積1340cc=使用)、
ホイロ 38度C80%50分、
焼成 上火200度C下火210度C30〜35分

 ※レーズンコンセントレートを入れることで食感がソフトになる。
 ※小麦粉はグルテンが多目のものを使用する。
 ※イーストフードを配合しない場合は、1次発酵を「1時間30分(パンチ)30分」に変更する。


2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。

今月の公開記事

  1. POLINの高性能オーブンを日本市場へ 。450℃の焼成力と緻密なヒーター制御 - スズキ産業の下河拓磨社長
  2. 見やすい売り場と旬の味で、地域が誇れるベーカリーへ - アリマベーカリー
  3. 「ちいかわ」の世界観を表現したパンと店づくり - ちいかわベーカリー
  4. 掲載から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文を公開しています。
    ブランスリーアーカイブ
ブラ立ち読み
(記事の無料メール配信)
詳細はこちら