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| ブランスリー新聞/2007年8月号 |
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| 好みとは別次元のレベルがある[VIVID IN MIND]
先日、故辻眞須彦氏のお別れの会に出席させて頂いた。故人の人柄がほのぼのと伝わってくるお別れ会だった。
私は、直接お話させていただいたことはないが、業界の同業の先輩などから、「すごい人だ」という話はたくさん聞いていた。1年のうちの半分は、海外を旅行していて、その土地土地のおいしいものを食べまくっていたという。 お別れ会では、いろいろな人から故人を偲ぶ話を聞かせて頂いたが、その中で、脳みその深いところに強烈に響いた故人の言葉があった。 「食を理解するためには、口を現地に持っていかなければ駄目だ。料理には、好みとは別次元の絶対的なレベルというものがある」 私事で恐縮だが、昔、美大を卒業して、絵を描いていた頃を思い出した。 「絵画には、好みとは別次元の絶対的なレベルというものがある」 欧州と日本のあちこちの美術館に足を運んで、多くの名画を穴の開くほど見て、いやというほど自分で描いて、ほんの少しだけ実感できたこの感覚。 話したことのない故辻眞須彦氏と、少しだけどつながりがもてた気がして、嬉しかった。 でも、食に関しては、私は、到底そのレベルまで到達していない。まだまだ勉強だ。(RO) |




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