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| この人にこの商品/2007年5月号 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。
| 小麦粉の味を最大限に引き出した主張の強いバタール - ベーカリーカフェ ムッシュ イワン、小倉孝樹さんの『Vバタール』
「色々なフランスパンがあっていいと思いますが、私は、小麦粉の味を最大限に引き出した主張の強いフランスパンが好きなんです」
「Vバタール」(290円)は、こう話すベーカリーカフェ ムッシュ イワン取締役最高執行役員(COO)、小倉孝樹さんの自信作だ。 メインの小麦粉は、フランス産小麦の粉で、そのほかに、カナダ産小麦の粉2種類とライ麦粉をブレンドしている。ドライイーストを少量加えて、低温で長時間発酵させ、小麦粉が持つ深い味わいを最大限に引き出した商品だ。 シンプルなパンだが、甘みがある。それも単純な甘みではなく、かなり複雑な甘みだ。 「現在は、手作りの食品の価値が見直されている、我々にとってとてもいい時代だと思います」と小倉さんはいう。 小倉さんにパン作りを教えてくれたのは、故福田元吉氏(日本のホテルにパンを伝えたロシアのイワン・サゴヤン氏の教えを受け、日本のパンの基礎を築いたとされる)だった。小麦粉や種などの材料について深く知り、そのよさを最大限に引き出してパンを作ることの大切さを叩き込まれた。 「師匠から教わった技術を後進に伝えることが私の使命だと思っているんです」 同店の「バタール」(230円)は故福田氏が作っていたものを忠実に再現した商品だ。そして「Vバタール」は、それを小倉さん流にさらに発展させたものだ。 小倉さんは、「カルチャーサロン」と題した食事会を定期的に開いている。毎回5人程度の参加者を募って、同ベーカリーのパンと様々な料理を囲んで、パン食文化への理解を深めてもらうのが狙いだ。こうした地道な努力のおかげで、小倉さんのパンのファンは少しずつ、そして着実に増えている。 ▽ベーカリーカフェ ムッシュ イワン 東京都立川市若葉町1-7-1若葉ケヤキモール内、電話042‐538‐7233 |




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