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| 生産性よもやま話/2007年5月号 |
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| 原価意識
[生産性よもやま話(46)]
弘中泰雅 テクノバ(06‐6630‐7812、http://www.technova.ne.jp/) 食品工場の生産性の向上を目指す仕事をしている関係で、いろいろな工場を訪問する。 当然声がかかって訪問することになるので、その場合その工場には現状の生産性では問題があると思っている人が必ずいる。 生産性を上げるためには、現在のやり方を少なくともどこか変えなければならない。ところがこれが最大の壁になる。口では生産性の向上を唱える人も、自らの仕事の仕方を変えねばならないと感じた時、まさに抵抗勢力になる。 この人たちが改革をしようとしている人の前に立ちはだかる。 食品産業には経営をオープンにしていない会社が比較的多い。 例えば材料価格などを社員に公開していないことが多いので、製品の原価など考えようもない。 その結果として社員は原価意識が希薄になる。 このような工場で生産性向上の必要性を説くことは難しい。 工場の収益性は工場で働く人の意識と行動により決定されるが、その行動とそのもとになる意識をいかに作るかは経営者の考え方により決まる。 もしも、工場の生産性を上げたいと考えるのであれば、生産性を上げようというモチベーションをいかに社員に持ってもらうかから考えなければならない。 誰も仕事の仕方を変えたくないのだから、それ以上のモチベーションが必要になるのだ。 |



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