記事の閲覧
| <<戻る |
| 生産性よもやま話/2006年9月号 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。
| 進取の気風
[生産性よもやま話(38)]
弘中泰雅 テクノバ(06‐6630‐7812、http://www.technova.ne.jp/) 今では仕込みは機械(ミキサー)で行うのは当たり前のことであるが、戦後すぐぐらいまでは、仕込みは人力で行っていた。これは大変な作業であることを想像することは難くない。 手仕込みから機械式のミキサーを導入したころの話を、若いころ良く聞かされた。当時からある、今でも残っている パン企業は、おそらくミキサーの導入が周辺の競争相手と比べて早かったに違いない。 例えば、県で一番早かったとか、市で一番早かったとか、そんな話を聞いた。だから競争相手より優位に立ち、勝ち残れた。そんな話を知っている人はすでに現役を退いているであろう。 もともとパンは何しろ、外来、いわゆるハイカラなものだったから、それを商売にした人はハイカラな人が多かったであろう。その昔パン屋を始めた人は進取の気風を持っていたはずだ。 しかし最近感じるのは、業界全体が保守化していることだ。新しいことに取り組もうという気風が欠けているのではない か。 例えば流通業界と比べても、こちらの変化は大きいので、これに追いついていけず、振り回されている。 先んずれば人を制すという言葉があるが、物事は人より先に行う方が、勝算がある。人がやってみてうまくいけば、自分もやってみようというのでは勝ち目はない。 生産性の向上も同様である。業界を活性化するには進取の気風を取り戻さねばならない。 |



2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。






