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| お店拝見/2001年2月号 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。
| 製造現場と売り場を一体化。客の食欲を刺激する - カルフール | |
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千葉県千葉市美浜区ひび野1‐3‐104、電話043‐350‐5511、営業時間 午前10時〜午後9時30分 年中無休
2000年12月8日にオープンした仏スーパー、カルフール幕張店のインストアベーカリーは、客の前でパンを焼き上げ、陳列棚に並べる。ミキサーやオーブン、ホイロなどの製パン機械はすべてフランス製のものを導入した。カルフール・ジャパンによると、すべてのパンをスクラッチ製法で作っているという。精算はスーパー全体のレジでほかの買い物といっしょに行うため、ベーカリー内での金銭のやり取りはない。同スーパーは、欧州最大、世界第2位の規模。幕張店が日本での第1号店。1月16日に、東京・町田市に2号店を開店。2月には、大阪市和泉市に3号店をオープンする計画。 インストアベーカリーは、スーパーの売り場奥の右手にある。パンが並ぶ複数の陳列棚を右手にして、客がパンを選びながら、どんどん進んでいくようにレイアウトされている。 最初の陳列棚には、バゲット(190円)やミッシュブロート(300円)などの食事系のパンが所狭しと並ぶ。陳列棚越しの客から見える場所に、大型の固定窯やラックオーブンなどが置かれ、客が見ている前で、頻繁にパンが焼成される。そうすることで、パンの鮮度を訴求している。製造現場と売場を一体化させることで、客の食欲を刺激する、といった感じだ。 バゲットなどの焼き上がり時間がわかりやすく表示されていて、その時間になると大勢の客が行列を作る。 取材時はちょうどバゲットが焼き上がったところで、販売員が袋に入れて、パン籠(かご)に陳列すると、瞬く間に完売してしまった。焼きたてのバゲットを手にした客の一人は「暖かい」と思わず口にしていた。 パンの陳列棚は順路に沿ってこの他に2つあり、あんパン(120円)やカレーパン(120円)Tミニパンオショコラ(50円)などが並ぶ。 カルフール・ジャパンによると、パンの品揃えはおよそ100品目で、▽ヨーロッパ系のパン▽日本風のパン▽アメリカ風のパン、の3タイプに分類できるという。こうしたパンはすべてスクラッチ製法で作っているという。 ミッシュブロートやカンパーニュなどの大型のパンは、紙製のトレーにのせてラッピングした状態で陳列されている。客はこれを買い物籠やショッピングカートにとって、パン以外の買い物といっしょにレジで一括精算する仕組み。 あんパンやクロワッサンなどは、客が自分で紙製のトレーにとって、ベーカリーの店員に渡すと、専用の機械でラッピングしてバーコードのついたシールを貼ってくれる。これをレジで他の買い物といっしょに一括精算。 同ベーカリーは、パンの材料を厳選しているという。天然酵母パン(600円)には、北海道産低農薬小麦粉「ホクシン」を使用している。売場に「レーズンは、オーガニックのものを使用。天然酵母は、2週間かけてオーガニックレーズンからおこし、塩は伯方の天塩、卵はカルフールと直接契約している大松農場からのフレッシュエッグを使用」と掲げている。 |

| 焼き菓子は、日本在住のフランス人と共同開発
「キャルレーズン」(160円)や「チョコブラウニー」(130円)などの焼き菓子も販売している。こうした焼き菓子は、日本在住のフランス人、ドミニク・ドゥーセ氏が経営するベーカリー、ドミニク・ドゥーセの店(三重県鈴鹿市)とのパートナーシップのもとで生産。バラ売りのほか、箱に詰めた状態でも販売している。
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