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| ブランスリー新聞/2006年2月号 |
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| 賀詞交歓会など開く。嶌信彦氏が講演 - 日本製パン製菓機械工業会 | |
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共同組合日本製パン製菓機会工業会(梶原徳二理事長)は、1月16日、東京・千代田区のKKRホテル東京で、「平成18年新春講演会及び賀詞交歓会」を開催した。
賀詞交歓会であいさつにたった梶原徳二理事長は「市場経済主義のもとで、優勝劣敗の状況が発生しているが、競争原理だけで世の中が持つとは考えられない。競争と共生のバランスをとっていくことが大切だ」などとあいさつした。 続いて来賓として、社団法人日本パン工業会会長の飯島延浩氏(山崎製パン社長)らがあいさつした。 賀詞交歓会に先立って行われた新春講演会では、ジャーナリストの嶌信彦氏が「これから10年の生き方〜感性が変える21世紀〜」のテーマで講演した。講演内容の要旨は次の通り。 ◇ 20世紀は、男と企業が社会や需要を先導した時代だった。 昭和20年代は、モノがなくて、鶏を飼って卵を食べ、庭の畑で野菜を作って食料の足しにするという時代だった。昭和30年代になって、高度経済成長が始まると、人々はテレビ、洗濯機、冷蔵庫を購入するために一生懸命になった。そして次は、車とカラーテレビ、クーラーが憧れの的になった。20世紀はモノをどうやって満たしていくかが課題だった。 バブルがはじけて、1990年代、内需が減った。「失われた10年」といわれた。しかし、一方では、情報通信や環境などの分野で、新しい産業が次々と生まれた。「失われた10年」は、一方では「興奮の連続の10年」だった。 21世紀は、女性とシルバー世代が社会や需要を先導する時代だ。「癒し」「くつろぎ」「清潔」「安心」などが21世紀の感性だ。 例えば旅館業界。1980年代は男と企業の旅行が主流で、熱海や箱根がもてはやされた。大勢で押しかけて、大宴会を行う、というスタイルに対応したシステムをそのまま続けた旅館は、もう持ちこたえられない。女性やシニア世代は箱根ではなく、黒川温泉に行く。 かつての男の街は、どんどん廃れている。料亭は多くがつぶれた。 21世紀に注目すべきはイタリアだ。イタリアには大企業がほとんどない。しかし、イタリアの会社が作り出す衣食住の製品は高品質だ。イタリアの中小企業がずっと続けてきた少量付加価値生産。世界一と目されるブランドはイタリアのものであることが多い。「もっと大量に作れば儲かるのに」というと、彼らは、「それはわかっている。でもそれをする意味があるのか」という。人間が生きることの意味を彼らは別のところに見出しているのだ。 日本の女性やシルバー層はイタリア的な生活を始めている。 イタリアなどラテン系の国の人たちは、需要が多すぎて供給が足りないときは、待ってもらう。アメリカの場合は、値段を上げる。そして、日本の場合は、供給を増やし過ぎて、過当競争を招き、価格の下落を招く。 |




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