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| 話題/2005年10月号 |
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| 型で作る動物のパンや乗り物のパン。 - 型のパン | |
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おもちゃの遊び心をパンに応用。
埼玉県三郷市のベーカリー、麦畑と、製粉会社の鳥越製粉は、様々な動物やバス、電車などの形をしたパンの製法を開発した。専用の型に専用のミックス粉で作った生地を入れて発酵させ、型のままオーブンに入れて焼成する。 両社は、専用の型とミックス粉、製造のノウハウを独占販売する。 これまで、動物パンなどを作る場合は、パン生地で目や鼻などのパーツを作り、成形の段階で組み立てていたが、専用の型に生地を入れて、動物などの形に焼き上げる製法は珍しい。 「おもちゃは、専用型に塩化ビニールなどを流し込んで成形しますが、バスのパンは専用の型にパン生地を詰めて成形します」 こう話すのは、麦畑の大谷浩社長だ。実は大谷社長は、おもちゃ製造会社、フジトーイの食品開発チームリーダーの肩書きも持つ。 おもちゃの世界で培った遊び心と、成形の型の技術をパンの世界にも活かしたいと考えた。 すでに、バスの形のパンと動物の形のパンを完成させた。動物のパンは、麦畑で販売していて、主に子供に人気を博しているという。 型はニッケル製で表面にはテフロン加工が施してある。 例えばバスのパンの場合、型は、バスの上面が下になっている。 パン生地を入れて、角食型のようにして、上面に平らな金属板を差し込んで蓋をする仕組みだ。焼き上がったら、型をさかさまにしてパンを取り出す。 開発で問題となったのは、型にパン生地を入れてホイロをとっても、細かな凹凸が型どうりに出ないことだった。 共同開発した鳥越製粉が専用のミックスを開発した。配合に工夫を施し、型の細かな凹凸の部分にまで、パン生地が密着して入り込むようにした。 鳥越製粉研究開発部の清水秀典係長は、「比較的リッチな生地です。形がきれいに出ることと、おいしいことが同時に実現するように考えて開発しました」と話す。 麦畑と鳥越製粉などは、大手製パンメーカーなどに「型のパン」の商品化を働きかけていくほか、小規模リテールベーカリーに対しても、型をリースで提供するなどして、鳥越製粉が開発した専用のミックス粉とセットで提案していきたい考えだ。 鳥越製粉の執行役員で研究開発部長兼事業開発室長の池長大五郎氏は「多くの潜在ニーズが見込まれる新たなビジネスと捉え、積極的に展開していきたいと考えています」と話す。 麦畑の大谷浩社長は「遊び感覚でお子様に夢を提供したいですね。ベーカリーの売り場がもっと楽しくなって、多くの人に喜んでもらえたらいいなと思っています」と話している。 |



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