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| 生産性よもやま話/2005年10月号 |
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| 生産ライン
[生産性よもやま話(27)]
弘中泰雅 テクノバ(06‐6630‐7812、http://www.technova.ne.jp/) 一連の生産に拘わる生産設備を生産ラインと呼ぶ。パン工場においても例えば食パンラインとか菓子パンライン、食事パンライン、ロールライン、単列ライン、4列ライン、大型ラインなどの名前で、たくさんのライ ンが存在する。 工場で働く人たちは、特に違和感はないと思うが、客観的にみるとどうもパン工場のラインというものの実態は、建前とどうもかなり違うようだ。 工程の順で見ると、使用するミキサーは数台あるものの中の空いているものを使用する。 例えば、いつもは4列ラインで作るが、今日は4列ラインが忙しいので、この商品はロールラインで成型するとか、窯もいつもは150kwだが、今日は180kwで焼く、といった具合だ。包装機もどちらを使うかは現場の判断、ということが多いのではないだろうか。 これでは生産ラインではなくて、生産ウェブである。生産条件が曖昧であるために、設備が成り行きで選択されているからだ。 これでは生産の合理化は極めて難しい。生産の工場を目指すなら、絡んだ蜘蛛の巣(ウェブ)を解きほぐさなければならない。曖昧な(成り行きの)生産条件を、確定的なものにしなければ、生産性の向上は望めない。 このあたりが超大手と、下位グループとの生産における差異の一つであろう。 |



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