ホシノ・ルバンが新登場! - 2005年冬季講習会 - ブランスリー電子版

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講習会/2005年3月号

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ホシノ・ルバンが新登場! - 2005年冬季講習会
ホシノ酵母の製造元、ホシノ天然酵母パン種がこのほど発売した「ホシノ小麦粉種」を使った数々のパンを、埼玉県のベーカリー、風見鶏の福王寺明オーナーが、製造実演を交えながら紹介した。ホシノ小麦粉種から生種を作り、さらにルバン種を作ることで、様々なメリットが出てくるという。

講師 福王寺明氏(パン工房風見鶏オーナー)
主催 星天会(事務局・東京都町田市小野路町2278-3、
電話 042-737-7825)
開催日 2月16日
場所 日本製粉東部技術センター(東京都渋谷区)



●工房食パン
ホシノ小麦粉種(赤)を使用して作る「工房種」(風見鶏での呼び名)を使用して作る食パン。ホシノ酵母、イーストの両方の利点を活かした製法。

【配合%】
強力粉(ヨット)………………100
天塩……………………………2
砂糖……………………………5
練乳……………………………5
ハチミツ…………………………5
プロベスト(濃縮乳)……………2
生イースト……………………1・5
明治発酵バター……………2・5
ラード………………………2・5
▼工房種……………………25
水………………………51〜52
【工程】ミキシングL4分M1分(明治発酵バター、ラード投入)L2分M6分、捏ね上げ温度30度C、フロアタイム1時間15分(パンチ)30分、分割225グラム×6、ベンチタイム40分、成形→俵形にして3斤棒の型に入れる。ホイロ35度C75〜80%1時間、焼成210度C50分
▼工房種
【配合%】
▼ホシノ小麦粉種(赤)生種………………15
強力粉(イーグル)………………………100
水…………………92
天塩…………………2
砂糖…………………5
練乳…………………5
ハチミツ……………5
【作り方】全材料をミキシングし、27度C〜28度Cの場所で、15〜16時間発酵させる
▼ホシノ小麦粉種(赤)生種
【材料】
ホシノ小麦粉種(赤)………100
ぬるま湯……………………200
【作り方】(1)ホーロー容器にぬるま湯を入れ、かき混ぜながら粉末状のホシノ小麦粉種(赤)を入れる(2)ホーロー容器に蓋をして、27度Cで20時間熟成させる(熟成した種は、冷蔵庫で1週間保存できる)



●フランスパン
小麦の香り、種の甘味、天然酵母のもちもち感、ドライイーストのクラストのパリパリ感などが特徴。

【配合%】
フランスパン用粉(Fナポレオン)…………………………………75
石臼挽き粉(グリストミル)……20
麦創(通常の小麦粉より、粒の外側の部分を挽いた粉)……………5
ドライイースト…………………0・5
モルト(2倍液)…………………1
BBJ………………………0・05
岩塩…………………………1・8
▼フランス種…………………30
水………………………68〜71
【工程】ミキシング(スパイラルミキサー使用)L6分、捏ね上げ温度25〜26度C、フロアタイム1時間(パンチ)30分、分割300グラム、ベンチタイム1時間、成形→バゲット形、ホイロ50分(乾ボイロ、27〜28度C70〜80%で、生地にビニールをかけて、さらにキャンバスをかけると乾ボイロに近い状態になる)、焼成230度C35分(スチーム注入)
▼フランス種
【配合%】
ホシノ小麦粉種(赤)生種……15
特・赤星(内麦粉)…………100
水……………………………80
天塩……………………………2
【作り方】全材料をミキシングし、27度C〜28度Cの場所で、15〜16時間発酵させる



●イギリスパン
工房種10%とフランス種20%をブレンドして、味を作っている。

【配合%】
強力粉(ハイパーヨット)……78
石臼挽き粉(グリストミル)……20
麦創(通常の小麦粉より、粒の外側の部分を挽いた粉)……………2
岩塩…………………………1・8
砂糖(新光・S・C)……………1
BBJ…………………………0・1
ドライイースト………………0・5
工房種………………………10
フランス種……………………20
ラード…………………………3
水………………………62〜63
【工程】ミキシングL10分、捏ね上げ温度27〜28度C、フロアタイム1時間(パンチ)30分、分割210グラム×6、ベンチタイム1時間、成形→俵形にして3斤棒の型に入れる。ホイロ35度C80%1時間、焼成210度C50分(スチーム注入)



ホシノ小麦粉種が新登場

講習会の様子
今回の講習会では、ホシノ天然酵母パン種がこのほど発売した「ホシノ小麦粉種」から作るホシノ・ルバンを使ったパンの製造実演が行われた。
ホシノ・ルバンは、ホシノ小麦粉種から作る生種と、小麦粉、塩などを29〜30度C前後に捏ね上げて、27度Cで約15時間発酵させたもの。これを本捏ねで25〜30%配合する。本捏ねでは、イースト、または、ホシノ小麦粉種の生種を配合する。 
「ホシノ・ルバンは、低温である程度保存できるので、時間的な縛りが、かなりの程度でなくなる。小まめに焼きたてを出しやすくなる」と、ある講習会参加者は話していた。
講師の福王寺氏によると、生種をきちんと作っておけば、ルバン作りの工程は、それほど厳密な温度と時間管理が必要ではなく、誰でも一定レベル以上のルバンが作れるという。
また、ホシノ天然酵母パン種の担当者によると、ホシノ酵母を新たに導入する場合に、それまでのイーストのパンの製造スケジュールを変更することなく、導入できる利点もあるという。
ホシノ小麦粉種には、赤と青の2種類がある。
赤は、小麦由来酵母と米由来酵母の2種類を使用している。さらに2種類の菌を使用。培地は、北海道産小麦(98%)と米(2%)だ。クラムにしっとり感とモッチリ感を出し、旨味も出るという。
「青」は、丹沢酵母とビール酵母の2種類を使用。さらに2種類の菌を使用している。培地は北海道産小麦(99%)と米(1%)。クラムにしっとりとした、キメ細かなソフト感を出す。旨味は出るが、赤種に比べるとやや劣るという。

原価計算女王
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