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| 生産性よもやま話/2005年3月号 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。
| 労働災害
[生産性よもやま話(20)]
弘中泰雅 テクノバ(06‐6630‐7812、http://www.technova.ne.jp/) 工場に出入りしていると、時に、作業者が作業中にケガをしたということが、耳に入ることがある。こんな時、多くの場合、管理者や同僚の本音の反応は、「どうしてそんな動作をしたのだろう、考えられない」である。問題なのは、それがたまたまのそんな動作だったのか、いつもそうだったのかである。自動車や電機製造のラインでは、作業者の作業動作を規定する作業の手順を克明に書いた、作業手順書が貼ってある。作業の順番や管理レベルなどが記載してある。したがって作業者の作業内容に、「どうしてそんな動作をしたのだろう」という疑問の入る余地はあまりない。ところが、食品工場では、そのような作業手順書を見たことがない。多品種少量生産の多い食品工場は難しいということも言えようが、少品種の工場でもあまりない。細かい作業の手順、動作について、ほとんど検討されていないからであろう。したがって、作業が作業者の自由裁量による手順で行われている。これが労働災害を誘引している可能性がある。しかし、その影響は労働災害だけの問題だけではない。作業の分析が行われ、適切な作業手順で作業が進んでいなければ、作業効率も悪くなる。労働災害が発生した箇所は安全の上から当然検討対策されなければならないが、生産性の点からも正しい手順をするように見直しをしなければならない。 |



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