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| 生産性よもやま話/2004年11月号 |
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| 直行率
[生産性よもやま話(17)]
弘中泰雅 テクノバ(06‐6630‐7812、http://www.technova.ne.jp/) 直行率はなじみの少ない言葉であるが、生産性の向上には極めて大切な概念である。 たとえば包装工程で、包装不良が出たとき、包装済みの製品を解体して、再包装する時を考えてみよう。このとき誰の目にも映るムダは、捨てられた包装紙の残骸である。これをカウントして包装ロス、包材のロスを気にしているが、ムダに使われた時間のことを考えてみたことがあるだろうか。 たとえば1000個の製品を包装して、包装不良が10%の100個出たとして、100個を再包装すると、実際には1100個の製品を包装していることになり、しかも100個の製品の解体作業にも時間がかかっている。 通常の包装機で1000個の製品なら15分くらいで包装できるとすると、1100個包装すると16分30秒かかる。加えて解体に何分かかるであろうか。 多くの場合、無駄になった包装紙が気になるが、無駄に使われた時間にいかにコストがかかっているか考えてみよう。実際包装の不良率が10%より高い工場はいくらでもある。 直行率とは、投入した材料が、そのまま(補正や修正なしに)製品になることを言う。 直行率が高いということは、単に不良率が低いということではない。直行率が高いということは、無駄な仕事をしないということである。 目で見える不良品だけでなく、浪費された作業時間を考えたい。分割機でダブルになった生地などにより、生産指令数より多い分割機でのカウント数などもムダの典型である。生産性を向上するためには生産に直行率の概念を取り入れなければならない。 |




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