石窯で焼くパンの講習会 - 石窯「クラシカ」講習会 - ブランスリー電子版

2026年10月21日に公表されたPHPの脆弱性(CVE-2026-109618、CVE-2026-109619)については、いずれも対策を完了しています。

ブランスリーアーカイブ(創刊号からの全記事)
記事の閲覧
<<戻る写真をクリックすると拡大写真が見られます。
講習会/2004年12月号

2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。


石窯で焼くパンの講習会 - 石窯「クラシカ」講習会
「本物の石窯で焼いたからおいしい〜石窯を感じて!〜そして、食卓にパンを・・・」がテーマ。高須歩・ツジ・キカイ企画開発室長が、バタールやリュスティックなどハード系のパン4品目を、同社が開発した石窯「クラシカ」を使って焼成してみせた。

講師 高須歩氏(ツジ・キカイ取締役企画開発室長)
主催 ツジ・キカイ(本社・埼玉県川越市芳野台1−103−11、
電話 049-225-5005)
開催日 11月17日  場所=ツジ・キカイ本社(埼玉県川越市)



●バタール
一般的なフランスパンの配合の生地を「クラシカ」で焼成。「香りの違いを感じてください」と高須講師。

【配合%】
フランスパン用粉……………100
塩……………………………2
インスタントドライイースト……0・6
パニサーブ(改良剤)………0・2
モルト………………………0・3
水…………………………68〜
【工程】ミキシング1速5分、2速1分、捏ね上げ温度24度C、一次発酵28度C75%1時間30分(パンチ)30分、分割280グラム、ベンチタイム28度C75%30分、成形→バタール形、ホイロ28度C75%1時間、焼成210度C25分(スチーム注入、クラシカ使用)
※仕込み水の温度が低い場合(2度C)は、インスタントドライイーストは、ミキシング開始後、1分程度たってから入れた方がいい。いきなり冷水に入れると、活性が低下する。



●パン・オ・リュスティック
イーストの配合量を少なくし、発酵に時間をかけて、パン本来のおいしさを引き出した製品。ミキシングはアンダーに抑え、パンチを重ねることで、生地を作っていく。

【配合%】
フランスパン用粉……………100
塩……………………………2
インスタントドライイースト……0・2
モルト………………………0・3
水…………………………78〜
【工程】ミキシング1速3分、捏ね上げ温度23〜24度C、一次発酵28度C75%30分(パンチ)1時間(パンチ)1時間30分(パンチ)30分、分割・成形→ライ麦粉をふるった作業台の上に生地をのせ、軽くたたみ、麺棒でのばして、適当な大きさにカットする。ホイロ28度C75%30分、焼成210度C25分(スチーム注入、クラシカ使用)
※生地は、ミキシングではなく、パンチを重ねることで作っていく。



●フルーツ・ライ・ブレッド





成形後、ライ麦粉をつけて、型に入れる。
ドライフルーツをたっぷりと練り込んだライ麦パン。

【配合%】
フランスパン用粉……………70
ライ麦粉(細挽き)…………20
ライ麦粉(中挽き)…………10
塩……………………………2
生イースト……………………3
オラコロ(ライ麦ベースの、乳酸発酵させた種)…………………10
水…………………………60〜
オレンジピール………………30
カレンズ……………………20
クルミ………………………10
ピスタチオ……………………10
【工程】ミキシング1速5分、2速5分(オレンジピール、カレンズ、クルミ、ピスタチオ投入)1速2分、捏ね上げ温度27度C、一次発酵32度C75%40分、分割500グラム、ベンチタイム30分、成形→ナマコ形(ライ麦粉をつけてワンローフ型に入れる)、ホイロ32度C75%40分、焼成210度C30分(スチーム注入、クラシカ使用)
※ミキシングで、生イーストは10度C以上の水に溶いてから投入した方がいい。



●パン・ド・ミ
強力粉にフランスパン用粉を配合。風味を大切にした山食。トーストするとさらに口溶けがよくなる。「クラシカ」で焼くと、立ち上がりもよく、クラムもしっかりと焼け、火通りもいいという。

【配合%】
強力粉………………………70
フランスパン用粉……………30
グラニュー糖…………………4
塩……………………………2
ドライイースト………………0・9
生イースト…………………0・9
無塩バター……………………5
モルト………………………0・3
牛乳…………………………20
水…………………………48〜
【工程】ミキシング1速3分、2速2分(無塩バター投入)1速3分、2速3〜5分、捏ね上げ温度27度C、一次発酵32度C75%1時間45分(パンチ)15分、分割330グラム、ベンチタイム32度C75%30分、成形→3斤棒の型に4つ入れる。ホイロ32度C75%1時間10分、焼成210度C40分(スチーム注入、クラシカ使用)

●山根証・ツジ・キカイ社長の話

私はイタリアに住んでいたときに、毎日パンを主食として食べる生活を初めておくった。
イタリアのパンを最初に食べたとき、「あまりおいしくない」と感じた。
しかし、在住経験を重ねていくうちに、イタリアの人たちにとってパンは、おいしいまずいという以前に、毎日の生活に完全に入り込んでいるものであることがわかった。
当然ながら、イタリアの様々な料理にとてもよく合うし、まさに、日本人にとってのご飯だった。
日本に主食としてのパンが根付かないのは、民族性というより、食べる機会がないからだと思う。
米を超えようとは全く思わないし、超えることもないだろう。
しかし、今よりもさらに普及させることは可能だと思う。

原価計算女王
原価計算女王

2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。

今月の公開記事

  1. POLINの高性能オーブンを日本市場へ 。450℃の焼成力と緻密なヒーター制御 - スズキ産業の下河拓磨社長
  2. 見やすい売り場と旬の味で、地域が誇れるベーカリーへ - アリマベーカリー
  3. 「ちいかわ」の世界観を表現したパンと店づくり - ちいかわベーカリー
  4. 掲載から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文を公開しています。
    ブランスリーアーカイブ
ブラ立ち読み
(記事の無料メール配信)
詳細はこちら