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| 生産性よもやま話/2004年9月号 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。
| 手空き
[生産性よもやま話(15)]
弘中泰雅 テクノバ(06‐6630‐7812、http://www.technova.ne.jp/) 生産性を上げるには、メイクスパン(生産所要時間)を短くすること、すなわち手待ち時間をなくすことと、手空きの人を無くすることにつきる。 手待ち時間はガントチャートを描けば、容易に発見できるが、手空きの人を発見する事は難しい。ある自動車会社で、「怒りもしないし、勿論罰則も在りませんから、手空きの人はラインから外れてください」といって手空きの人を発見しようとしたが、結局一人もラインから外れなかったという有名な話がある。 作業者は悪意ではなく本能的に自分が手空きである事をわからないように行動する。理由は自分がその立場になったら何故そうするか考えると明白である。 従って人手が足りないという苦言はあっても、人が余っているとの言葉はほとんど発せられないであろう。1人の仕事を2人ですれば、不自然であるが、3人の仕事を4人でしても1人の手空きは隠れてしまう。手空きは人ごみの中に埋没する。 一人の仕事は一人で、二人の仕事は二人で、三人の仕事は三人で、この原則を確実に守れば、この手空きは除かれる。 そのためには作業ごとの作業分析が必要であることは勿論であるが、手空きのサインを見逃さないようにしなければならない。 |



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