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| お店拝見/2004年8月号 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。
| 夢だった自分の店 - ワイルド・ボー | |
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今年2月、天然酵母と内麦のパンの店、ワイルド・ボーが東京・港区にオープンした。オーナーの緑川由香さんはパン職人になりたくて、27歳のとき、それまで勤めていた会社を辞めて、あるベーカリーにアルバイトとして入社した。それから4年、念願だった「自分の店」をオープンさせた緑川さんは「将来は、ベーカリーカフェも開きたい」と目を輝かせる。
住所 東京都港区芝浦3−18−18 電話 03-3453-3357 営業時間 午前8時〜午後7時 定休日 土日祭日 |


| 自己資金は200万円。最初から黒字だった。
緑川さんは中学を卒業後、製パン学校へ行きたかったが、親の反対で高校へ進学した。卒業後OLとして働いていたが、27歳のとき、どうしてもパン職人になる夢をあきらめきれずに、一大決心。OLを辞め、ある中堅のベーカリーチェーンにアルバイトとして入社した。成形から焼成までを一通り経験したが、そこは冷凍生地を使用していたため、ミキシングからパンを作り上げるスクラッチ製法をマスターすることができなかった。上司に相談したところ「セントラル工場は空きがない」と言われた。
緑川さんはスクラッチのベーカリーを立ち上げようとしていた別の会社を求人情報誌で見つけ、採用された。そこで、店舗の立ち上げからパン職人として参加した。 天然酵母パンの製法はそこで学んだ。上司だった製造責任者から、手取り足取り教わった。品揃えの選定、テストベーキングからかかわることができ、願ってもない機会だった。緑川さんはその店で、数多くの新商品を開発するまでになった。 今回オープンした店舗は実はそのベーカリーの2号店(売店)だった。 緑川さんは、そのベーカリーを退職し、独立に向けて準備を進めていた。自由が丘にいい空き物件を見つけたが「ベーカリーはだめだ」と言われて、がっかりしているとき、退職したベーカリーが店仕舞いすことになって、その2号店が居抜きで借りられることを知った。 自己資金は200万円。残りは、1年以内に黒字にするという条件で、父親から借りた。店舗の賃貸料は月25万円。製パン機械はほとんどがすでに備え付けられていた。シーターやオーブンなど新たに導入した機械のリース代が月4万5000円、人件費が自分の給料を除いて月25万円。 最初の月から黒字だった。多いときで10万円以上を売り上げているという。 「すでにあったベーカリーを私が引き継いだ形なので、お客様もそのまま残ってくれました」。 客単価は、1000円弱と高い。 オープン日前の数日間、友人数人が、チラシ300枚をポスティングしてくれた。また、オープン当日、田町駅で、チラシを600枚配ってくれた。 「私はパンを作るだけで精一杯でしたが、今から考えると効果があったのだと思います。本当に感謝しています」 「人を使うのは大変ですか」の質問に、緑川さんは「思ったよりスムーズにいっています。みんなとっても真面目で、よくやってくれるので、助かっています」。 結婚と出産が現在の課題だ。「ベーカリーの仕事は、朝が早くて、終わるのは早くありません。子供を生んで育てていくのはかなり大変だと思います。皆さんどうされているんでしょうか?」 夢は、ベーカリーカフェをオープンすること。 「頑張ってお金をためて、自由が丘なんかに開けたらいいなと思っています。今度は、現在の経験を生かして、店のコンセプト作りからしっかりと構想を練って、他のどこにもない店を作りたいと思っています」 |

| 小腹がすいたら、甘いベーグルがおすすめ | |
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チョコベーグル
アーモンドスライスを配合することで、食感にアクセントをつけた。昼食用に買っていく人が多いそうだ。ひとつ168円。 【配合%】 内麦粉(ラ・パン)………………………100 千艘糖……………………………………8 塩………………………………………1・5 アーモンドスライス…………………………5 チョコチップ………………………………10 ココアパウダー……………………………5 水………………………………………57 ホシノ酵母生種……………………………8 【工程】ミキシングL1分ML5分、捏ね上げ温度25度C、フロアタイム25度C10時間、分割100グラム、ベンチタイム30分、成形→生地をのばして、リング状にする。ホイロ30度C80%30分(ホイロ後、砂糖を溶かし込んだ熱湯に通す)、焼成上火230度C12分 ※下火は切って焼成。 |

| もちもち感の強い生地に、いちごを練り込む | |
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もちもちいちご
ホイロ時間を短くすることで、もちっとした食感をさらに出した商品。いちごジャムと冷凍いちごを配合する。126円。 【配合%】 強力粉………………………………100 いちごジャム……………………………10 冷凍いちご……………………………15 洗双糖…………………………………10 塩……………………………………1・5 ホシノ酵母生種…………………………8 【工程】ミキシングL1分ML5分、捏ね上げ温度25度C、フロアタイム25度C10時間、分割100グラム、成形→分割してかるく丸めたまま。ホイロ30度C80%30分、焼成上火230度C11分(スチーム注入) ※ベンチタイムはとらない。 ※下火は切って焼成。 |
| 練乳を配合して「ミルク感」を出した食パン | |
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食パン
練乳を配合してミルク感を出した食パン。 【配合%】 内麦粉(ラパン)………………………100 洗双糖……………………………………5 コンデンスミルク……………………………3 塩………………………………………1・5 マーガリン…………………………………5 ホシノ酵母生種……………………………8 【工程】ミキシングL1分ML1分(マーガリン投入)L1分ML5分、捏ね上げ温度25度C、フロアタイム25度C10時間、分割200グラム×6、ベンチタイム40分、成形→俵形にして、3斤棒型に6つ並べて入れる。ホイロ30度C80%1時間、焼成上火180度下火200度C45分 |
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