健康志向のパンなどを製造実演 - 特選実践セミナー2004 - ブランスリー電子版

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講習会/2004年9月号

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健康志向のパンなどを製造実演 - 特選実践セミナー2004

ビール酵母から起こした種を使用したカンパーニュや、にんじんをたっぷりと入れたスコーン、様々な野菜を入れた塩味のクグロフなど、健康志向を念頭に置いたパンを提案した。

講師 伊藤常至氏(東京製菓学校教師)
主催 東京製菓学校(東京都新宿区高田馬場1−14−1、電話03-3200-7171)
開催日 7月28日、29日
場所 東京製菓学校(東京都新宿区)



●パン・ド・カンパーニュ・ア・ラ・ビエール

なまこ形に成形した製品


ブール形に成形した製品
最近販売されるようになった酵母入りビールから起こした種を使ったカンパーニュ。

【配合%】
フランスパン用粉……………90
はったい粉……………………10
▼ビール種……………………70
脱脂粉乳………………………3
天然塩………………………2・5
ビール…………………………16
ビタミンC……………………0・1
モルト………………………0・3
はちみつ………………………3
水……………………………60
【工程】ミキシングL2分(ビール種投入)L2分M5分、捏ね上げ温度26度C、一次発酵15度C一晩、分割700グラム、200グラム、ベンチタイム約1時間、成形→600グラム生地はブール形、200グラム生地はなまこ形、ホイロ27度C80%約2時間、焼成200度C(石窯使用、スチーム注入)
▼ビール種
【初種配合%】
酵母入りビール……………100
フランスパン用粉……………100
水……………………………適量
【工程】(1)酵母入りビールとフランスパン用粉を混ぜ合わせる(生地温度は25度C。酵母入りビールをビンからあけたあと、ビンの底に残った酵母も使用するために、ビンに少量の水を入れて洗いとって、水ごと混ぜ込む。フランスパン用粉は、110度Cのオーブンで30分程度加熱したものを使用する)(2)[1]の生地を25度Cの場所に1日置く
【2番種配合%】
フランスパン用粉……………100
初種…………………………100
食塩……………………………1
脱脂粉乳………………………1
水……………………………50
【工程】(1)ミキシングL3分M2分(捏ね上げ温度25度C)(2)[1]を25度C前後の場所で1日発酵させる
【3番種(ビール種)配合%】
フランスパン用粉……………100
2番種………………………100
食塩……………………………2
水……………………………65
【工程】(1)ミキシングL3分M2分(捏ね上げ温度25度C)(2)[1]を25度C前後の場所で8〜9時間発酵させる(途中4時間ぐらいの時点で一度パンチを入れる)(3)[2]にパンチを入れて、冷蔵庫に入れる(この状態で1週間程度保存可能)



●チャバッタ
そのまま食べてもいいが、サンドイッチにするとよさがさらに引き出されるパン。

【ポーリッシュ種配合%】
フランスパン用粉……………33
インスタントドライイースト……0・1
水……………………………33
【工程】ミキシング→手捏ね(ボウルで全材料を混ぜ合わせる。生地はどろどろの状態)、捏ね上げ温度24〜25度C、発酵室温で3時間→冷蔵で一晩→室温で2時間
【本捏配合%】
フランスパン用粉……………62
全粒粉…………………………5
インスタントドライイースト……0・4
天塩…………………………2・3
オリーブオイル…………………5
モルト………………………0・3
ビタミンC……………………0・1
亜麻の実………………………8
水……………………………50
【工程】ミキシングL3分M3分MH2分(オリーブオイル投入)MH4分(亜麻の実投入)L1分M1分、捏ね上げ温度25度C、発酵45分(パンチ)45分、分割200グラム、焼成230度C25分(スチーム注入)
※亜麻の実は前日に同量の熱湯に漬けて、冷まし、冷蔵庫に入れておく。



●野菜のスコーン

にんじんの他にもさまざまな野菜を練り込んでバラエティー化を図った。右下がほうれん草、左下がグリンピース、右上がかぼちゃ、左上がにんじん。
野菜をたっぷりと練り込んだスコーン。

【配合%】
薄力粉………………………100
ベーキングパウダー……………2
砂糖…………………………18
有塩バター……………………35
にんじん(すりおろしたもの)…70
【工程】(1)薄力粉、ベーキングパウダー、砂糖、有塩バターを混ぜ合わせて、そぼろ状にする(2)[1]にすりおろしたにんじんを加え、混ぜ合わせる(3)[2]の生地を40グラムずつに分割して丸める(4)[3]を180度Cのオーブンで25〜30分程度焼成する
※▼トマトのジャムをぬって食べるとおいしい。
▼トマトのジャム
【材料%】
トマト…………………………100
ペクチン………………………1
グラニュー糖…………………42
【作り方】(1)トマトを湯剥きしてざく切りにする(2)[1]に5分の1量のグラニュー糖を加え、合わせる(3)5分の4量のグラニュー糖とペクチンを混ぜ合わせる(4)[2]と[3]を手鍋にとり、加熱し、煮立ったら弱火にして、あくをとる(5)弱火で好みの硬さまで水分を飛ばす。

●塩味のクグロフ
様々な野菜がたっぷりと入ったクグロフ。

【配合%】
強力粉………………………50
フランスパン用粉……………50
塩……………………………1・8
インスタントドライイースト………1
モルト………………………0・2
オリーブオイル…………………5
牛乳…………………………64
全卵……………………………7
玉ねぎ(ロースト)……………15
パセリ(生)………………………3
パプリカ(炒めたもの)…………5
じゃがいも……………………10
グリエールチーズ……………10
くるみ…………………………10
【工程】ミキシングL3分(じゃがいも投入)M5分(玉ねぎ投入)L2分(パセリ、くるみ、パプリカ投入)L2分(グリエールチーズ投入)L1分、捏ね上げ温度24度C、一次発酵1時間30分(パンチ)30分、分割220グラム、ベンチタイム30分、成形→肘で中央に穴を開け、リング状に成形して、クグロフ用の型に入れる。ホイロ32〜33度C80%1時間10分(型からすこし出るぐらい)、焼成上火200度C下火220度C約32分
※焼き上がったら、オリーブオイルを塗る。

原価計算女王
原価計算女王

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