「夢は強く抱いてほしい」。パン本科39人などが巣立つ - 東京製菓学校 - ブランスリー電子版


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ブランスリー新聞/2014年4月号

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「夢は強く抱いてほしい」。パン本科39人などが巣立つ - 東京製菓学校
式辞を述べる梶山浩司校長
 東京製菓学校(梶山浩司校長)は3月6日、東京・新宿区の同校で卒業式を挙行した。パン本科39人、洋菓子本科103人、和菓子本科16人の学生が卒業した。
 梶山浩司校長は式辞で「本校は2月10日に60周年を迎えました。人に例えたら還暦という、そのような年に皆さんは卒業されます。人生には過渡期という時期が必ず訪れますが、もっとおいしく、もっと幸せに、という風に、向上心を持って前向きに生きるということは、過渡期を生きる感覚と似ているのではないかと思います。そんな、過渡期を生きる感覚を持って菓子やパン作りをしていったら楽しいと思います。夢は持っているだけではなく、誰よりも強く抱き、そして前向きに努力をし続けていけば叶えられるものです。皆さんは卒業証書と2年間共にした仲間という宝物を持っています。今後の人生で、本校を卒業したことがよかったと思えるときが必ず訪れます。いつでも訪ねてきてください。これからのご活躍を願っています」などと述べた。
 このあと梶山校長から、パン本科、洋菓子本科、和菓子本科の卒業生らに卒業証書の授与と、皆勤賞、努力賞、優秀賞の授与が行われた。
 続いて、日本菓子教育センター理事長賞が、パン本科の吉田桃子さんと洋菓子本科の周盈甄さんに、財団法人日本食生活文化財団理事長賞が、パン本科の蠔城進さんと和菓子本科の高谷佳穂さんに、東京都専修学校各種学校協会会長賞が、パン本科の嶋田一輝さんと洋菓子本科の秋濱朋香さん、和菓子本科の横山典子さんに、それぞれ授与された。
 卒業生を代表して飯島亜輝穂さんが「学ぶことすべてが新鮮で、戸惑うこともありましたが、充実した2年間でした。ここまでやってこられたのは、先生方や仲間たちの存在があったからです。これから私たちは各々の道を進んでいきますが、学校で学んだことや思い出を胸に、一歩一歩歩んでいきたいと思います」と答辞を述べた。








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