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| ブランスリー新聞/2025年4月号 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。
| 小麦ブランに免疫力促進作用があることが判明 - 日清製粉グループ本社
日清製粉グループ本社(瀧原賢二社長)と農研機構(久間和生理事長)は、小麦ブランに免疫応答に働きかける成分が含まれていることを明らかにした。さらに、その成分がアルキルレゾルシノールという物質であることを特定した。研究成果は、3月4日から8日まで開催される「日本農芸化学会2025年度札幌大会」で発表した。
小麦ブランは小麦粒の表皮部であり、小麦粒の約15%を占める。これまで小麦ブランの摂取が健康に寄与する可能性が指摘されていたが、同研究により、小麦ブランに含まれるアルキルレゾルシノールが免疫系に直接働きかける可能性が示された。 また、農研機構が開発した成分分析技術を活用することで、成分の迅速な同定が可能となった。「S−EEM法」と呼ばれる同分析技術は、成分が持つ蛍光情報を基に物質を特定する分光分析法の一種であり、食品素材に含まれる活性成分の発見を加速する技術として期待されている。 さらに、腸管内分抗体の量が維持される仕組みについても分析を行った。小麦ブランには、抗体産生細胞の活性化を促すサイトカイン「BAFF」と、抗体の腸管内輸送に関わるポリメリック免疫グロブリン受容体の増加を促す成分が含まれていることが判明した。また、「BAFF」の産生を促す成分がアルキルレゾルシノールであることを確認した。 同研究の成果により、小麦ブランの新たな健康価値が明らかになり、今後、食品産業や健康維持分野での活用が期待される。 |




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