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| ブランスリー新聞／2019年11月号 |
2023年11月18日から、発行から１年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。
| ｢第11回学生祭｣を開き日頃の授業の成果を披 - 東京製菓学校 | |||||||||||||
パン本科２年の学生らによるパンの製造販売のコーナーでは、「ブリオッシュアンパン」「シナモンロール」「ブレッヒクーヘン」「焼きチーズカレー」「ウィンナーロール」「塩バタチー」などを税込１００円で、「クルミパン」「クルミ＆クランベリー」「ベーコン＆チーズ」を税込み１５０円で、それぞれ来場者らに販売した。「クルミ＆クランベリー」「ベーコン＆チーズ」などは、同校が授業で使っているスペイン製の石窯で焼成したものだ。一般的な価格より安いこともあって、終日長蛇の列ができ、大盛況だった。パンの総売り上げは60万円を超えたという。 一方、洋菓子本科２年の学生らによる焼き菓子の製造販売コーナーでは、「いちごタルト」（税込１００円）、「バナナナッツケーキ」（同）、「ブラウニー」（同）、「紅茶のパウンド」（同）、「ディアマン」（同）、「ガレットブルトンヌ」（同）などの学生らが製造した焼き菓子が販売された。「焼き菓子がリーズナブルな価格で購入できる」と評判で、こちらの方も終日長い行列ができていた。 学生らによるパンや菓子の製造デモンストレーションも行われた。和菓子本科の学生らは、「胡蝶」「すずらん」「花あかり」「蚊取り豚」「揺の香り」「夏の朝」「月見酒」「紫式部」などと名付けた上生菓子の数々の製造実演を、大勢の見学者の前で行った。見学者らは、目の前で繰り広げられる繊細な技の数々に見入っていた。 学生祭でパン本科の学生らの指導を行った教師は「生地玉冷蔵と成形冷蔵をメインにして製造し、当日仕込みのストレート法のパンも２品作りました。小麦粉は３００キロ使いました」と話していた。 同じく、パン本科の学生らの指導を行った別の教師は「数多くのお客様と接しながら、自分たちが作ったパンを心をこめて販売するという、現場に即した形での経験は、学生たちの貴重な財産になったと思います」と話していた。 | |||||||||||||
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