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| お店拝見/2024年10月号 |
2023年11月18日から、発行から1年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。

智砂さんは開業前、同じ県内の川崎市にあるベーカリー「パンメゾンもあ 小麦館」などで修業。また、知人の店のオープニングスタッフを務めるなどパン業界で20年以上経験を積んだ。拓也さんは製菓製パンを専門とする商社に15年勤務後、智砂さんの開業の夢を支えるべく料理店などで働いた。小さい子ども2人を育てながら、2022年同店を開業した。 「私が厨房にいる時間が長いので、家事や子どもの面倒など、夫がかなりやってくれています。開業前の想定の1・5倍の売り上げで、それに比例するような忙しさでしたが、開業後2年の今、ようやく色々慣れてきました」(智砂さん) 一日に並ぶパンの種類は約60。食パンは、湯種を使った生地で作る角食「食パン」(税込400円)、「イギリスパン」(税込400円)、「玄米パン」(税込400円)の3種類だ。 「実は食パン3種の生地は、同じ基本生地から作ります。角食と山食は焼き方でも違いを出しています。また『塩バターパン』(税込170円)は、本来はソフトフランス生地で作りますが、成形を工夫することでフランス生地で作れるようにしています。こうしたことで何とか、作り切れるように効率化を図っています」(智砂さん) 「塩バターパン」は食べやすいよう、ソフトに焼き上げるが、上部はバゲットのようにカリッとさせ、食感の違いを楽しめるようにしている。 同店は売れ行きだけでなく、売れ筋も日によって異なる。不動の一番人気商品も、特にないという。しかしロスパンで困ったことはこれまで一度もないという。一度だけ売れ残りが出そうになったことがあったが、最終的には近所の知人が買いに来てくれて、ロスにはならなかったという。 「ちょっと売れ行きが悪いなと思う日は、閉店時間後も売れるまで開けるのですが、最終的には完売します。また、注文後に焼き上げや仕上げをする商品は、お客様に出来たてを提供できるメリットがあるだけでなく、ロス対策にもなります」(智砂さん) 現在はテイクアウト専門の同店だが、今後はカフェスペースの展開も考えている。 「来年春頃、隣が空き店舗になるそうなので、そこにカフェを作れたらと思っています。出来たての料理とパンを味わってもらえる場所にしたいですね」(拓也さん) SHOP DATA 店名:MOHEJI BREAD KITCHEN 住所:〒245-0061神奈川県横浜市戸塚区汲沢8-10-1 住所:042‐438−9369 営業時間:午前6時30分〜午後5時(売り切れ次第閉店) 定休日:水曜、第1、第3、第5日曜、祝日 品揃え:約60品目 スタッフ:製造常時2人、販売常時1人 店舗面積:売り場約3坪、厨房約7坪 日商:約9万円 | |||||||||||||

| この記事の読みどころ
●アイテムによっては、売り切れ後も、注文を受けて4〜5分で焼いたり、仕上げたりして、焼きたて、出来たてを提供する。
●パンのプロと料理のプロのコラボレーションで製品を作る。 ●今後はカフェスペースを設け、出来たての料理とパンを味わってもらえる場所にしたい。 |

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