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ブランスリー新聞/2019年8月号

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「レーズンベーカリー新製品開発コンテスト」を開く - カリフォルニア・レーズン協会
表彰式後、受賞者と審査員の集合写真。未来のパン業界の賑わいを想像させる元気な姿が見られた
レーズン大賞受賞の「大人のレーズンチーズティ&#12316;悪魔のささやき&#12316;」
カリフォルニア・レーズン大賞受賞作品「マリアージュ・ドゥ・レザン」
レーズン大賞受賞の塩田和枝さん(左)と、小嶋慎一郎さん(右)
 カリフォルニア・レーズン協会(駐日事務所=東京・千代田区、ジェフリー・マクニール駐日代表)は、6月14、15の両日、東京・江戸川区の日本パン技術研究所で、「第27回カリフォルニア・レーズンベーカリー新製品開発コンテスト」の最終実技審査を行い、15日夕方より東京・江東区のホテルイースト21東京において表彰式とレセプションを開いた。
 カリフォルニア・レーズン大賞は、ホールセール・コンビニエンス製品部門に出品の敷島製パン、塩田和枝さんの「大人のレーズンチーズティ 〜悪魔のささやき〜」と、フレッシュ・インストア・リテール製品部門に出品のブーランジュリー グラン オム、小嶋慎一郎さんの「マリアージュ・ドゥ・レザン」がそれぞれ受賞した。
 「大人のレーズンチーズティ 〜悪魔のささやき〜」は、紅茶リキュール漬けのカリフォルニア・レーズンと話題のチーズティーを組み合わせお菓子のように仕上げたパン。華やかさ、艶やかさを喚起させる紅茶リキュールとほのかなチーズの風味はカリフォルニア・レーズンとよく合い、「悪魔に導かれるように」食べ進めてしまう製品となっている。ターゲットは、流行に敏感な大人の女性。表情のある見た目と、華やかな香りのレーズン、紅茶、チーズのアンサンブルが楽しめる。
 「マリアージュ・ドゥ・レザン」は、カリフォルニア・レーズンが様々なフレーバーとの相性がいいことから、スパイスとハーブのリキュールに漬け込んで使用。しっとりもっちりとした食感の加水の多い生地にレーズンペーストを練りこんで保湿性を持たせ、翌々日まで味が保てるようにした。これをバゲット生地で包んで焼成。皮生地を使用することでカリフォルニア・レーズンの特徴であるふっくらとした噛みごたえがさらに強調されている。
 今回のコンテストは、「ホールセール・コンビニエンス製品部門」「フレッシュ・インストア・リテール製品部門」の2部門で製品を募集し、ホールセール・コンビニエンス製品部門15作品、フレッシュ・インストア・リテール製品部門154作品の合計169製品の応募があった。
 その中からホールセール・コンビニエンス製品部門6作品、フレッシュ・インストア・リテール製品部門15作品の合計21作品が第一次書類審査を通過し、6月15日午前6時半から東京・江戸川区の社団法人日本パン技術研究所で行われた最終実技審査に21作品の出品者が臨み、会場で製品を実際に作り審査を受けた。
 審査員は、カリフォルニア・レーズン協会駐日代表のジェフリー・マクニール氏、一般社団法人日本パン技術研究所常務理事・所長の井上好文氏、全国パン専門新聞協会会長の矢口和雄氏、ベーカリーコンサルタントの山崎豊氏、埼玉ベルエポック製菓調理専門学校 教務部ブーランジェの柴田知実氏、東京製菓学校パン課教師の伊藤常至氏、服部栄養専門学校製菓製パン飲料助教授の川瀬幸司氏。
 審査終了後、会場をホテルイースト 21 東京に移して、審査結果の発表と表彰式が行われ、カリフォルニア・レーズン大賞、カリフォルニア・レーズン金賞などの賞が11人に授与された。11人の受賞者らには入賞楯と副賞としてカリフォルニア州への研修旅行が贈られた。
 この研修旅行では、レーズンの生産地である米カリフォルニア州フレズノなどを訪ね、同州ナパ地方にある米国料理専門学校で特別授業を受けたり、今回のコンテストの受賞作品を作ったりする。また、レーズンの原材料であるぶどうの畑で収穫を体験し、工場での加工工程を視察、カリフォルニア・レーズン業界の人々との交流を予定。これらは、同協会が各国で行うベーカリーコンテストの入賞者との合同研修となっている。
 審査員の井上好文氏は「最終選考に残った21名の皆様には、それぞれの思いが込められたカリフォルニア・レーズンの特性を生かしたパンの作り方と作品を披露していただきました。全員が、レーズンを主役としたパンの個性を高めるために、レーズンの美味しさを引き立てる、あるいはレーズンの美味しさと調和する様々な食材を上手に併用していました。私が把握した範囲だけでも、チーズ類、チョコレート類、ナッツ類、フルーツ類、あるいはハーブ類など、少なくとも 52 種類の食材が利用されていました。長く食べ続けても飽きの来ない特殊な美味しさを持ち、市場での実際性を持つとみられる作品が評価されました。また、受賞作品だけでなく、21 作品すべてが、パンの持っている潜在力の一部をアピールすることができる、極めて貴重な製品だと思いました。皆さんには、これらの製品を一人でも多くの消費者に楽しんでいただけるよう、大切に育てていっていただきたいと願っております」と総評を述べた。
 カリフォルニア・レーズン大賞受賞の塩田和枝さんのコメント 今回は初めての挑戦でした。この製品は、悪魔のささやきということで、レーズンと、今トレンドのチーズティーを合わせました。レーズンのジューシーさとチーズティーのコクや香りでどんどん食べ進めてほしいと思い製品づくりをしました。生地自体も歯切れの良い生地にすることを心がけ、ふんだんにレーズンを使い、まるでレーズンを食べているように感じる、そんなパンにしたいと思って作りました。
 カリフォルニア・レーズン大賞受賞の小嶋慎一郎さんのコメント すごい賞をいただきありがとうございます。この製品は、長く愛されるよう様々なシーンで食べていただきたいという思いから作りました。3種のナッツを入れており、朝昼はもちろん、夜にも、ワインやチーズと合わせても美味しく召し上がれると思います。カリフォルニア・レーズンを漬け込んだリキュールは、百数十種類のハーブやスパイスで作られています。今回の作品名、マリアージュ・ドゥ・レザン(レーズンの結婚)は、カリフォルニア・レーズンというレーズンの王様と、リキュールの女王の結婚ということでネーミングしました。
   ◇
 各賞受賞者は次の通り。
【ホールセール・コンビニエンス製品部門】
▼カリフォルニア・レーズン大賞▽敷島製パン、塩田和枝さんの「大人のレーズンチーズティ〜悪魔のささやき〜」
▼カリフォルニア・レーズン金賞▽敷島製パン、小俣貴広さんの「チーズ香るレーズンスティックフォカッチャ4本入」
▼カリフォルニア・レーズン特別賞▽神戸屋、小山康太郎さんの「口溶けるレーズンショコラ」▽敷島製パン、細木佳子さんの「紅茶薫るレーズン」
【フレッシュ・インストア・リテール製品部門】
▼カリフォルニア・レーズン大賞▽ブーランジュリー グラン オム、小嶋慎一郎さんの「マリアージュ・ドゥ・レザン」
▼カリフォルニア・レーズン金賞▽パレスホテル東京、鶴田柚稀さんの「パルタジェ レザン」▽J−オイルミルズ、圓井あゆさんの「実りのレーズンボックス」
▼カリフォルニア・レーズン特別賞▽小麦青空ベーカリー、久保田昌希さんの「レザン・オ・レザン」▽ブーランジュリーアヴェック、上村昭博さんの「カジノ・レザン」▽ドンク、大西敦也さんの「レザン ピニャコラーダ」▽不二製油、東村徹さんの「バインズ コントラスト」


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