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レポート/2015年4月号
2015モバックショウ、盛大に開催
2015モバックショウには大勢の来場者があった
 2015モバックショウ(第24回国際製パン製菓関連産業展、主催=協同組合日本製パン製菓機械工業会)が2月18日から21日までの4日間、千葉県千葉市美浜区の幕張メッセで開催された。会期中およそ3万5000人の来場者があった。出展企業数は286社、使用小間数は1649小間。テーマは「パンとお菓子のイノベーション」。同展示会は、2年に1度、東京と大阪で交互に開かれている。今回が24回目の開催。

製パン製菓の機械や原材料
2015モバックショウセミナーで講演するツジ・キカイの山根証社長(右)と「ソロピッツァナポレターナ」の牧島昭成社長(左)
調理パン部門決勝への参加者らと審査員らで記念撮影。前列右から3人目と6人目が優勝した2人
「食パン部門」で優勝した「麦畑」の製品名の食パン
様々な併催行事も人気を集める

 2015モバックショウの展示内容は、製パン製菓の機械や原材料が中心だが、それだけにとどまらず、食品加工機械や包装機械、厨房機器、店舗設備、情報処理機器など製パン製菓に関連するあらゆる分野が網羅されていた。(19ページに出展各社のスナップ)
 様々な併催行事も行われた。食パンや菓子パンなど、日本のパンでその技を競う「第2回ベーカリー・ジャパン・カップ」が行われたほか、パンの世界3大コンクールである「2015ibaカップ」「2015モンデュアル・デュ・パン」「2016クープ・デュ・モンド」の日本代表選手がパンの製造デモンストレーションを行った。
 さらに、「洋菓子イベントコーナー」や「スクールコーナー」なども設けられた。
 出展企業が、自社の新技術などについて講演する「2015モバックショウセミナー」も開催された。オーブンメーカー、ツジ・キカイの山根証社長は、「ナポリピッツァの魅力と本質、その可能性」のテーマで、名古屋のピッツェリア「ソロピッツァナポレターナ」社長で、イタリアのナポリピッツァのコンテストで1位になった牧島昭成氏にインタビューする形で、講演を行った。

第2回ベーカリー・ジャパン・カップ

 「第2回ベーカリー・ジャパン・カップ」は、2月18日から20日までの3日間、4号館の特設会場で行われた。主催は全日本パン協同組合連合会(西川隆雄会長)とパン食普及協議会(細貝理栄会長)。
 「菓子パン」「食パン」「調理パン」の3部門で行われ、優勝は、菓子パン部門が「オレンジとさとうきびのクリームパン」「さとうきびのメロンパン」「胡桃とさとうきびのあんぱん」の3製品を出品したイスズベーカリー(兵庫県神戸市)の宇田大希さんで、厚生労働大臣賞を授与された。食パン部門は「麦畑」を出品した木輪(福岡県北九州市)の芳野健さんで、農林水産大臣賞を獲得した。調理パン部門は、「駿河シャモの黒酢あんコッペ」「静岡茶パタの赤みそグリルサンド」「大吟醸クリームチーズとハニーベーコン」の3製品で臨んだウィンウィンPEATERPAN(静岡県静岡市)の前嶋国明さんと河合瑞希さんのペアに決定し、パン食普及協議会会長賞が授与された。
 同コンテストは、「日本のパン職人による日本のパン」のトップを決定するコンテスト。日本のパン業界の発展や製パン技術の向上を目的に開催されている。
 昨年秋の一次審査で選ばれた選手たちによる地区予選が、中部地区、中国・四国・九州地区、東日本地区、関西地区の4地区で昨年10月から11月にかけて行われ、地区予選を勝ち抜いた3部門の選手が、「2015モバックショウ」の会場で行われた決勝大会に出場した。
 初日の18日に「調理パン部門」、19日に「菓子パン部門」、20日に「食パン部門」のそれぞれ決勝戦が行われた。

出展各社のスナップ(掲載は順不同)
ツジ・キカイ(電話049-225-5005)は、同社の石窯「平窯王」やデッキオーブン「フォルノ」を使っての製パン実演などを披露。
大和貿易(電話078-222-2311)は、甘く味付けしたオリーブの実「ペルレ ノワール」をアピール。ケーキやマフィンと相性がいいという。
新光食品機械販売(電話047-442-2921)は、独ウェルカー社の窯を使って、製パン実演を行い、来場者にアピールした。
ベーカーズプロダクション(電話06-6333-7777)は、同社の武蔵オーブンを使用しての製パンのデモンストレーションを行った。
ホシノ天然酵母パン種(電話042-734-1399)は、ホシノ酵母を使って作るナンなどの製造実演を行った。
ネクスト(電話048-778-2005)は、100V電源で対応できるピッツァオーブンなどを展示し、来場者にアピールした。

共立プラント工業(電話06-6968-1961)は、同じ容量で横幅を狭くした100V対応の新型ドウコンディショナーをアピール。
戸倉商事(電話077-525-2227)は、焼きにこだわるパン職人から評価の高い「トークオーブン」などを展示した。
櫛澤電機製作所(電話045-431-1178)は、溶岩窯を使ってのパンの焼成実演を行い、来場者にアピールした。
タニコー(電話03-5498-7968)は、独バハテル社のデッキオーブン「ピッコロ」を展示。独自の遠赤外線技術であるITCシステムを搭載。
ワールド精機(電話0942-65-1120)は、投入口の扉を触っても熱くない新型オーブンを展示し、大きな反響を得た。
奥野製薬工業(電話06-6961-7727)は、油脂改質たんぱくを応用した製パン製菓用改良素材の「プロフェクトHC」などを展示。

関東混合機工業(電話03-3966-8651)は、ミキサーの脚の部分に工夫を施した新モデルを展示。ミキシング作業が楽になるという。
ユウキ(電話048-684-9081)は、パンや菓子のギフトのラッピング用のデザイン性に優れた留め具などを展示。
パシフィック洋行(電話03-5542-8031)は、パンの旨みを増す効果がある製パン素材「スマートサワードゥブレンド」などを展示。


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