「第31回日菓祭」と「第16回パン祭り」を開く - 日本菓子専門学校 - ブランスリー電子版


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ブランスリー新聞/2018年12月号

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「第31回日菓祭」と「第16回パン祭り」を開く - 日本菓子専門学校
パンの製造実演コーナーでは、出来上がったパンの試食を提供
学生らが指導して、子供達にパン作りを楽しんでもらう企画も人気
パンと菓子の販売コーナーも終日人気だった
「最優秀技術賞」を受けた「さるかに合戦」と題した学生の作品
 日本菓子専門学校(三浦秀一校長)は11月3日、「第31回日菓祭」と「第16回パン祭り」を東京・世田谷区の同校で開催した。学生らによるパンや菓子の製造実演、学生らが作ったパンや菓子の販売などが人気を集め、多くの来場者で賑わった。
 パンの製造実演では、製パン技術学科の学生らが、「ペーコンエピ」「フランスあんぱん」「セーグルノアフィグ」「ミニクロワッサン」「ミニショコラ」「栗あんぱん」などの製造実演を行い、出来上がったパンを、来場者らに試食として提供した。試食の提供場所には、1日中長い来場者の列ができていた。
 製パン技術学科の学生らはこのほかに、子供にパンで自分の名前を作ってもらい、それを学校が用意したパン生地のプレートに貼って焼成し、焼き上がった名前入りのパンのプレートをプレゼントするという企画も実施し、人気を集めていた。会場は子供たちの笑顔であふれていた。
 指導していた同校製パン技術学科の教師は「学園祭は、日頃授業で学んだことを、実際のお客様を相手に実践できるいい機会になっています。学生たちは今日一日で大きく成長していると思います」と話していた。
 一方、洋菓子の製造実演では、製菓技術学科の学生らが、ミニマドレーヌやミニタルトレットなどのプティフール製造、チョコレートのテンパリング、バウムクーヘンの製造、マジパン細工などのデモンストレーションを行った。
 学生らが作ったパンの製造販売のコーナーも、多くの来場者の人気を集めていた。「チーズとコーンのブレッド」(税込300円)、「シュトーレン」(同500円)、「チョコブレッド」(同300円)、「山型食パン」(同200円)の4品目を販売した。
 洋菓子の製造販売では、「クグロフ・キャラメル」(税込600円)、「ケーク・ノワゼット・オランジュ」(同600円)、「リンツァートルテ」(同600円)、「ショコラ・マロン」(同500円)などが、和菓子の製造販売では、「栗蒸し羊羹」(同600円)、「上生菓子詰め合わせ」(同600円)、秋の味覚詰め合わせ」(同500円)などが販売された。
 学生作品の展示コーナーも人気だった。パンの作品では、製パン技術学科の石山 陽菜さん、小倉 侑也さん、佐々内奈央さん、佐々木香奈さん、郄木ひなたさん、森慶太さん、李魏琴さんの7人のグループが制作した「さるかに合戦」と題した作品が、「最優秀技術賞」を受けた。








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