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ブランスリー新聞/2015年3月号

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学園祭に大勢の来場者。デパートでのパンの販売も
立川タカシマヤの特設ステージに展示された製パン専科の学生らによる卒業作品
立川タカシマヤで行われたパン、洋菓子、和菓子の販売
 国際製菓専門学校(田中啓介校長)は1月31日と2月1日の2日間、東京・立川市の同校で、学園祭「第26回KOKUSAI立川菓子祭2015」を開催した。両日とも校舎前には、午前10時の開始前から開場を待つ人の列ができるなど、大勢の来場者で賑わった。
 第一会場の同校校舎では、3月卒業予定の学生らの個人作品や、卒業生や実習助手の作品などの展示が行われたほか、フルーツロールやシュークリームなどの実演コーナー、マジパン細工などの体験コーナー、「キッシュ」(税込300円)などの軽食や「ブラウニー」(税込100円)などを提供する喫茶が設けられた。
 第二会場の立川タカシマヤ1階では、エレベーター横の特設会場で、パン、洋菓子、和菓子の販売が行われ、両日とも午前中にほとんど売り切れるほどの人気だった。
 パンで特に人気だったのは、「ラスク」(税込150円)や「イギリスパン」(税込200円)など。2日連続で購入に来る客も多かった。
 担当職員は「販売担当の学生たちは、休む暇がないくらいで大変そうでしたが、売り切ったときの達成感に、満足げな表情を見せていました」と話していた。
 同会場の特設ステージには、パンで作成した、フェルメールの名画「真珠の耳飾りの少女」が展示された。卒業予定の製パン専科16人の学生らによるもので、一つ3〜5ミリ角の色付けしたパンを、モザイク状に貼り付けて名画を再現した。大きさは縦59センチ、横52センチ。
 制作指導を担当した製パン専科教師の川粼一文氏は、「今年は制作に費やせる時間が少なく、学生たちは休みを返上して仕上げていました。作品のサイズは小さいでのすが、色合いを実物の名画にできるだけ近づけようと、非常に細かいつくりにしています。もしかしたら、実物より、美人につくってあるかも知れません」と話していた。








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