2013モバックショウ 盛大に開催へ - 3月6日から4日間、インテックス大阪で - ブランスリー電子版


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ブランスリー新聞/2013月2月号

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2013モバックショウ 盛大に開催へ - 3月6日から4日間、インテックス大阪で
前回のモバックショウは2011年に千葉市美浜区の幕張メッセで行われた。
前回の2011年開催のモバックショウのレセプションパーティーであいさつする田中利幸理事長
2011年幕張メッセで開催のモバックショウの開幕のテープカットの様子
2011年に幕張メッセで開催のモバックショウでの併催イベントの様子
 2013モバックショウ(第23回国際製パン製菓関連産業展、主催=協同組合日本製パン製菓機械工業会)が3月6日から9日までの4日間、大阪市住之江区のインテックス大阪で開催される。232社が出展して、製パン製菓関連の機械や原材料などを展示する。使用小間数は、1427。テーマは「パンとお菓子の未来地図」。併催行事も充実し、「第1回ベーカリージャパンカップ」「クープ・デュ・モンド国内最終選考会」「WPTC国内代表選考会」など様々な企画が繰り広げられる。また、「2013モバックショウセミナー」も開催され、製パン製菓の最新テクノロジーが紹介される。

 出品傾向について今本美智雄実行委員長は「新規出展が増えており、今回は、大阪モバックでは過去最高だった1997年の226社を上回る232社が出展することになった。不況の中でも根強いパン、菓子の人気に支えられたことと、モバックショウが、製パン製菓の専門展として評価されたことが要因だろう。製パン製菓業界が他業界にとって魅力あるものになっているのではないかと思っている」と話している。
 併催行事も充実している。
 「第1回ベーカリージャパンカップ」は、パン食普及協議会(細貝理栄会長)と全日本パン協同組合連合会(西川輶雄会長)が主催して今回初めて開催されるもので、準決勝が、2月2日に東京・江戸川区の社団法人日本パン技術研究所で、1月31日と2月1日の両日に、大阪市浪速区のイワセ・エスタで開催される。決勝大会を3月6、7、8の3日間にわたってモバックショウ会場の1号館イベント特設会場で行う。全国の製パン技術者が参加し、腕を競う。
 「クープ・デュ・モンド国内最終選考会」も3号館のイベント特設会場で開催される。2016年にフランスで開催されるパンの世界大会「クープ・デュ・モンド・ド・ラ・ブーランジュリー」に出場する日本代表選手を決める。2012年11月20日に東京・渋谷区の日本製粉で行われた2次選考を通過した16人が出場する。
 一方、洋菓子の世界大会「ワールドペストリーチームチャンピオンシップ」(WPTC)の2014年大会に出場する日本代表選手を決める選考会も3月6、7の両日、5号館イベント特設会場で行われる。       ◇
 2013モバックショウの入場料は1人1000円だが、来場者事前登録をすれば、無料で入場できる。
 来場者事前登録は、2013モバックショウの公式サイト(http://www.mobacshow.com/)
から簡単に行うことができる。
 2013モバックショウについての電話での問い合わせは、2013モバックショウ事務局(電話03‐6673‐4333)へ。



「2013モバックショウセミナー」も充実 - 出展各社が新技術などのセミナー
2011年のモバックショウセミナーで講演するツキ・キカイの山根証社長
 一方、モバックショウに出展する企業が、自社の新技術などについて講演する「2013モバックショウセミナー」も開催される。
 オーブンメーカーのツジ・キカイは「スイーツ・パン・ナポリピッツァの魅力を引き出す『石窯&スチコン』」のテーマで、ミキサーメーカーの愛工舎製作所は「ルヴァンリキッドとレーズン種の種づくりの相違点」のテーマで、それぞれ講演する。具体的な開催日程は次の通りで、聴講希望者は、2013モバックショウ公式サイト(http://www.
mobacshow.com/)から事前に申し込む。
    ◇
 3月6日(水)
▼午後12時30分〜午後1時30分 「製菓・製パンにおける異物混入対策の意外な盲点!!」(赤門ウイレックスFMC営業部部長 高橋啓一郎氏)
▼午後2時〜午後3時 「製パン・製菓工場における衛生的給粉・計量システム」(ツカサ工業取
締役 上村信作氏)
▼午後3時30分〜午後4時30分 「製パン・製菓業界でのサニテーションの着眼点」(クレオサニテーション事業部)
 3月7日(木)
▼午前11時〜正午 「パン屋専門税理士が語る『簡単経理と節税対策』」(河原治税理士事務所税理士 河原治氏)
▼午後12時30分〜午後1時30分 「ルヴァンリキッドとレーズン種の種づくりの相違点」(愛工舎製作所営業管理部・研究室 伊藤雅大氏)
▼午後2時〜午後3時 「新しい炒め装置の提案‐炒飯から焼きソバ・パスタまでが一台で」(品川工業所技術部課長 藤田隆士氏)
▼午後3時30分〜午後4時30分 「安全・安心の菓子づくりのために‐AIBに準拠した機械設備のご紹介‐」(マスダック機械事業部・執行役員生産本部長 三田修一氏、機械事業部・執行役員営業本部長 市川茂氏)
 3月8日(金)
▼午前11時〜正午 「製菓・製パンにおける加工澱粉と増粘多糖類の効果」(カーギルジャパンテクニカルサービスマネージャー 鴻野健氏)
▼午前12時30分〜午後1時30分 「新しいあん『コク味あん』の解説と応用例」(カジワラ執行役員技術部長 鈴木勝利氏)
▼午後2時〜午後3時 「スイーツ・パン・ナポリピッツァの魅力を引き出す『石窯&スチコン』」(ツジ・キカイ社長 山根証氏)
▼午後3時30分〜午後4時30分 「3000人の主婦が教えてくれた店舗経営のヒントと改善点」(グローアップ社長 古田高浩氏)






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