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| ブランスリー新聞／2011年7月号 |
2023年11月18日から、発行から１年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。
| レーズンパンのコンテスト大賞に神戸屋、ドンクなど ‐カリフォルニア・レーズン協会 | |||||||||||||
今回のコンテストは、「ホールセール・コンビニエンス製品部門」「インストア・リテールベーカリー製品部門」と、アメリカ乳製品輸出協会の協賛で設けた「特別協賛部門」の３部門で製品を募集し、ホールセール・コンビニエンス製品部門２５製品、インストア・リテールベーカリー製品部門１３４製品、特別協賛部門２５製品の合計１８４製品の応募があった。 その中から、ホールセール・コンビニエンス製品部門６製品、インストア・リテールベーカリー製品部門１２製品、特別協賛部門６製品の合計２４製品が書類選考で選ばれ、２４製品の出品者が６月１１日午前５時３０分から東京・江戸川区の社団法人日本パン技術研究所で行われた最終審査会に参加、会場で製品を実際に作り、審査を受けた。 審査員は、増田企画代表の増田信司氏、社団法人日本パン技術研究所所長の井上好文氏、服部栄養専門学校製パン教授の若松貴之氏、東京製菓学校パン課課長補佐の中島進治氏、全国パン専門新聞協会会長の磯谷至朗氏、ホテルメトロポリタンエドモント名誉総料理長の中村勝宏氏、カリフォルニア・レーズン協会米国本部マーケティング担当シニア・バイスプレジデントのラリー・Ｄ・ブラッグ氏、カリフォルニア・レーズン協会・アメリカ乳製品輸出協会駐日代表のジェフリー・Ｎ・マクニール氏、一般公募で選ばれた消費者１５人の合計２３人。 審査終了後、午後５時から、会場を東京・江東区のホテルイースト２１東京に移して、審査結果の発表と表彰式が行われた。 審査員の増田信司氏は「フィリングやトッピングにこだわった製品が多かった。コンテストで賞をとっただけでは不十分で、是非商品化して売れる商品に育ててください」と総評を述べた。 同じく審査員の中村勝宏氏は「日本のパンの発展には目覚しいものがあると思います。消費者の舌も肥えていて、作り手はそれを上回る品質を提供しなければなりません。真剣に審査させていただき、皆さん、個性的でおいしくて、バランスがいいと感じました。皆さんの日々の精進を垣間見ることができました」と述べた。 さらに、審査員の井上好文氏は「このコンテスト成果を実際的な効果につなげていただきたい。よりおいしいパンを作るのがコンテストなので、今度はより合理的に作ることをやってほしい。今のパンは、『より健康的』と『より栄養価が高い』も大切で、その意味でも、レーズンはパンの素材として適していると思います」と総評を述べた。 ◇ 各賞受賞者は次の通り。 【ホールセール・コンビニエンス製品部門】 ▼カリフォルニア・レーズン大賞 ▽神戸屋、三木康弘さんの「アマンド・レザン」 ▼カリフォルニア・レーズン金賞 ▽日糧製パン、高松英司さんの「スターライト・レーズン」 ▼消費者推薦賞 ▽敷島製パン、矢野三枝子さんの「シャイニング オブ ザ レーズン」 【インストア・リテールベーカリー製品部門】 ▼カリフォルニア・レーズン大賞 ▽ドンク、諸永裕士さんの「ニダベイユ オ レザン‐ぶどう畑でみつけた蜂の巣‐」 ▼カリフォルニア・レーズン金賞 ▽Ｋ・ＹＯＫＯＹＡＭＡ、横山杏奈さんの「ルナ・ロッサ（レーズンの月）」 ▼カリフォルニア・レーズン特別賞 ▽石村萬盛堂 セ・トレボン、木ノ下淳子さんの「ロジーネン アンド ミューズリー」▽クラブハリエ、ジュブリルタン、冨原光平さんの「シャルマン・レザン・オ・ノワゼット」 ▼カリフォルニア・レーズンプレミアム賞 ▽ル・スティルＶＩＲＯＮ、松田武司さんの「アニバーサリー レーズン」 ▼消費者推薦賞 ▽ピュラトス・ジャパン、矢口博行さんの「キャレ オ レザン エ ショコラ ベルジュ」 【特別協賛部門】 ▼アメリカンチーズ大賞 ▽サンジェルマン ドゥマゴ、野村聡さんの「アペリティフ レザン」 ▼アメリカンチーズ金賞 ▽東京ポンパドウル、赤松昭子さんの「フロマージュ・カレーズン」 ▼アメリカンチーズ特別賞 ▽ドンク、権野亮介さんの「ショソン・オ・コルビージャック・レザン」 ▼消費者推薦賞 ▽ドンク、石田健郎さんの「ブリオッシュ・サレ・オ・レザン」 | |||||||||||||
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