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| ブランスリー新聞／2009年12月号 |
2023年11月18日から、発行から１年を経過した記事は、会員の方以外にも全文が公開される仕様になりました。
| リスドオル発売４０周年記念。レシピコンクールを開く-日清製粉 創・食Ｃｌｕｂ | ||||||||||
大賞に輝いたのは、ドンク九州エリア支援室課長代理、高良正治さんの「バゲット・リュスティック」と題した作品。 準大賞には、ブーランジュリーオーヴェルニュ製造チーフ、長岩崇之さんの「ディモンシュ〜ｄｉｍａｎｃｈｅ〜」が選ばれた。 特別賞には、ブーランジュリーＫ・ＹＯＫＯＹＡＭＡ社長、横山暁之介さんの「パン・ド・ミ アンリ・カトル」と石村萬盛堂セ・トレボン店長、大西かおりさんの「オレンジ香るブリオッシュ」の２作品が選ばれた。 また、リスドオル賞には、あこうパン取締役、鈴木誠さんの「あと ひとくちだけ！」が選ばれた。 同コンクールは、フランスパン用の小麦粉、リスドオルの発売４０周年を記念して開かれたもので、新しいパン市場の創造を目的に、「健康」「元気」「癒し」などのテーマで、新しいアイデアを盛り込んだパンを募集したところ、１３９作品の応募があった。これらの中から、第一次書類審査で、１２作品を選んだ。 第二次実技審査では、これら１２作品の出品者が、審査会場で実際に作品を作り、審査員の前でプレゼンテーションを行った。 大賞には賞金５０万円が、準大賞には、賞金２０万円が贈られた。 審査員は、社団法人日本パン技術研究所の井上好文所長、「新しい製パン基礎知識」著者の竹谷光司氏、料理研究家の信太康代氏らが務めた。 大賞に輝いた高良正治さんは「普段通り作業をやって、こんな賞をいただいて、びっくりしています。おいしい料理とフランスパンがあれば楽しい食卓が演出できると考え、このパンを提案しました｣と話した。 審査員の井上好文氏は「２１世紀に入って、日本のパン消費量は減少傾向にあります。これからの時代は伝統を大切にしたパン作りだけでは、この閉塞感は打破できません。今日参加された１２人のプレゼンテーションは素晴らしいものでした。日本人の食生活を豊かにするようなパンをこれからも作ってほしいと思う」などと総評を述べた。 | ||||||||||
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