総評を述べる増田信司氏
審査員の前で、参加者ひとりひとりがプレゼンを行った。
プレゼンが終わってほっとする参加者�茲反該瑳爾貌�る直前の緊張の面持ちの参加者��
レーズン大賞受賞の小畑絵美さん�茵１Δ魯薀蝓次Γ帖Ε屮薀奪哀譟璽坤鷆┣饕麁�代表。
レーズン大賞受賞の渋谷健二さん��
カリフォルニア・レーズン協会（東京・千代田区、ラリー・Ｄ・ブラッグ駐日代表）は６月１８日、東京・江戸川区のホテルイースト２１東京で、第１４回カリフォルニア・レーズンベーカリー新製品開発コンテストの表彰式を開いた。レ・ブレドオルの小畑絵美さんが出した「ＣＡＬＩＦＯＲＮＩＡ ＣＡＲＰＥＴ」と神戸屋の渋谷健二さんが出品した「ホワイトレーズンリング」がレーズン大賞に輝いた。このほか、グッドアイデア賞１人、審査員特別賞３人などを決定し、各賞受賞者８人を、レーズンの産地である米国カリフォルニア州フレズノへの研修旅行に招待する。
今回のコンテストは、「ホールセール・コンビニエンス製品部門」「インストア・リテール製品部門」「鉄人部門」（過去のレーズンコンテストの入賞者だけが応募できる部門）で参加作品を募集し、合計で２２０の応募作品があった。その中から、「ホールセール・コンビニエンス製品部門」６作品、「インストア・リテール製品部門」１１作品、「鉄人部門」３作品の合計２０製品が書類選考で選ばれ、２０製品の出品者が６月１８日午前７時４５分から東京・江戸川区の社団法人日本パン技術研究所で行われた最終審査会に参加、会場で製品を実際に作り、審査を受けた。
審査会では、１人ずつ順番に審査室に入り、自分の製品を審査員の前に置いて、製品についてのプレゼンテーションを行った。
審査員は、増田企画代表の増田信司氏、Ｙ・Ｉｉｚｕｋａ代表の飯塚良雄氏、全国パン専門新聞協会会長の西川多紀子氏、栄養士の赤坂みちよ氏、社団法人日本パン技術研究所講師の杉浦英明氏、前回のコンテストで鉄人大賞を受賞した渡辺明生氏、一般公募で選ばれた消費者代表３人、レーズン協会駐日代表のラリー・Ｄ・ブラッグ氏（審査委員長）の合計１０人。
２０人のプレゼンテーションが終わると、審査員らは、審査室に残り、厳正な審査を重ねた。
午後５時４５分から、会場を東京・江戸川区のホテルイースト２１東京に移して、審査結果の発表と表彰式が行われた。
入賞者がひとりずつ発表され、盾と米国カリフォルニアへの視察旅行の目録が手渡された。
審査員のひとり、増田信司氏は「今年から、１次審査の審査員と２次審査の審査員を別々にした。我々２次審査の審査員は１次審査にはノータッチだ。公平性がさらに増したと思う。今回のコンテストに出品された製品を全体的に見ると、少し手間をかけすぎたように思う。やはり生産性も大事ではないか。１日２０〜３０個しか作れないのでは厳しいだろう。今回は残念ながら、鉄人大賞の該当者がいなかった。レーズンの特徴が活かしきれていなかったように思う」と総評を述べた。
さらに審査員のひとり、飯塚良雄氏は「パン生地を見直してほしいと思った。いろいろと入れすぎて、味がわからない。シンプルなレーズンパンがなぜロングセラーなのかを考えてほしい。来年はもっとシンプルな製品を期待したい」と述べた。
表彰式が終わると、入賞者と審査員らが集まって、記念撮影。極度の緊張から開放された入賞者らの顔には、喜びの表情が満ち溢れていた。
続いて隣の部屋で、レセプションパーティーが開かれた。
